中央民族大学
この大学のポイント
- 56の少数民族がすべて集まる
- 少数民族に興味を持つ学生には絶対のお薦め
- 少数民族言語コース有り
中央民族大学の基本情報
- 住所
- 海淀区中関村南大街27号
- 校内の位置
- 学生公寓8号楼
- 事務所名称
- 留学生管理弁公室
- 業務時間
- 08:30-11:30
- 14:30-17:30
- 立地特性
- 内陸/大都市/中心部周辺
- 語学留学生のキャンパス
- 本キャンパス
- 語学留学生部門の規模
- 中規模校
- 留学生受入れ開始
- 1981年
- 空港出迎え(指定期間)
- なし
- 空港出迎え(指定期間外)
- なし
- 出迎えをする空港
- 直行便がある日本の都市
- 東京、大阪、名古屋、旭川、札幌、函館、仙台、広島、福岡、那覇
留学生の内訳
日本及び上位出身国の学生数
- 日本
- 11人
- アメリカ
- 15人
- 韓国
- 13人
- カザフスタン
- 13人
- フランス
- 9人
- ウズベキスタン
- 9人
- 語学留学生の総数
- 101人
留学生の出身地比率
- 東アジア
- 25%
- 東南アジア
- 若干
- 西アジア
- 35%
- ヨーロッパ
- 20%
- アフリカ
- -
- 北米
- 15%
- 中南米
- 若干
- オセアニア
- -
年齢構成
- 30歳以下
- 95%
- 31~40歳
- 5%
- 41~60歳
- 若干
- 61歳以上
- -
授業とクラス
授業時間など
- 1クラス平均人数
- 11.2人
- レベル分け
- 9段階
- 1コマ時間数
- 50分
- 週あたり授業コマ数
- 22コマ
- 日本語学科の有無
- 有
クラス数
- 1班
- 1
- 3A班
- 1
- 3B班
- 1
- 4班
- 1
- 5班
- 1
- 6班
- 1
- 8班
- 1
- 9班
- 1
- 10班
- 1
クラス数
- 1班
- 1
- 3A班
- 1
- 3B班
- 1
- 4班
- 1
- 5班
- 1
- 6班
- 1
- 8班
- 1
- 9班
- 1
- 10班
- 1
カリキュラム
- 10班
- 数
- 総合
- 8
- 口語
- 4
- 閲読
- 4
- 作文
- 4
- 中国文化
- 2
選択科目
留学生寮
寮費と諸費用:西門公寓
- 1人部屋
- 80元/日
- 2人部屋1人
- 140元/日
- 2人部屋2人
- 70元/日
- 3人部屋3人
- 55元/日
- 保証金
- 1,000元
- 水道
- 実費
- 電気
- 実費
- ネット
- 50元/月
- 初回支払
- 1学期分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- 有
- 電話
- 有
- エアコン
- 有
- トイレ
- 有
- シャワー
- 有
- バスタブ
- なし
- コンロ
- なし
- 電子レンジ
- 共用
- 冷蔵庫
- 有
- 洗濯機
- 有
寮費と諸費用:東門公寓
- 1人部屋
- 140元/日
- 2人部屋1人
- 160元/日
- 2人部屋2人
- 80元/日
- 保証金
- 1,000元
- 水道
- 無料
- 電気
- 無料
- ネット
- 無料
- 初回支払
- 1学期分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- 有
- 電話
- 有
- エアコン
- 有
- トイレ
- 有
- シャワー
- 有
- バスタブ
- なし
- コンロ
- なし
- 電子レンジ
- 共用
- 冷蔵庫
- 有
- 洗濯機
- 共用
周辺施設(直線距離)
- 銀行
- 0.3km
- ATM
- 校内
- 郵便局
- 校内
- スターバックス
- 0.5km
- マクドナルド
- 0.7km
- KFC
- 0.5km
- 大型スーパー
- 1.3km
- 地下鉄最寄り駅
- 0.8km
留学募集要項
入学条件
- 学歴条件
- なし
- その他条件
- 健康である者
費用
- 1学期
- 1学年
- 申請料
- 400元
- 400元
- 授業料
- 8,800元
- 17,600元
- 1学期
- 1学年
- 教材費
- 実費
- 実費
- その他
- 300元 #1
- 600元 #1
募集日程
- 年度・学期
- 12年秋学期
- 申請締切り
- 06月01日
- 入学手続き
- 08月29日
- 授業開始
- 09月03日
- 中間テスト
- 期末テスト
- 12月17日
- 終了
- 12月21日
- 年度・学期
- 13年春学期
- 申請締切り
- 12月01日
- 入学手続き
- 02月13日
- 授業開始
- 02月18日
- 中間テスト
- 期末テスト
- 06月03日
- 終了
- 06月07日
- 海外保険
- 中国の保険が必要
提出資料
- 入学申請書
- 要
- パスポートコピー
- 要
- 卒業証明書
- 在学証明書
- 成績証明書
- 履歴書
- 健康診断書
- その他
中央民族大学の写真
-
正門
-
国際教育学院
-
少数民族伝統医学研究中心
-
理工楼
-
構内風景
-
西門公寓外観
-
1人部屋
-
1人部屋
-
1人部屋
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2人部屋
-
2人部屋
-
2人部屋
-
キッチン
-
バストイレ
-
バストイレ
「中央民族大学」ページからのお問合せ
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中国には漢族の他に55の少数民族がいるが、諸民族の高級人材の育成を目的とした大学であると同時に、中国民俗学研究の最高権威である。学生は56すべての民族が在籍し、大半を少数民族が占める。
この大学については、少数民族に興味を持つ留学希望者に特にお勧めしたい。この大学に留学するメリットを詳述する。
まず何よりも少数民族が多数在籍していることである。学内には一目で漢族ではないと分かる学生がいたるところにいる。学生だけにとどまらず教職員にも多数いる。少数民族同士が民族の言葉で話 し、また違う民族同士と普通語で話す姿は取材時にあちらこちらで見かけた。言葉も違う、見た目も違う。一見するだけでは中国人学生なのか留学生なのかの見分けが付かない。
中国の大学には必ず民族食堂があるが、それは一般にはイスラム教民族の学生のためのものである。もちろんこの大学にもそれはあるが、それ以外に少数民族食堂というべきものがある。これは少数民族のための食堂というよりは、各民族の伝統料理を出しているといったほうが良い。毎日のように様々な民族の料理を食べられる学生食堂など他では見つけられないだろう。
また、中国の正月は広く知られるとおり春節であるが、実は少数民族にも各民族ごとの異なる正月がある。それぞれの正月に、それぞれの民族の学生は休日となり、民族衣装で着飾るという。それを学内で目にすることができるのだ。
他にも学内に少数民族博物館があり、留学生は毎週火曜日に無料で観覧できる他、正規の学部として少数民族の音楽や舞踊の学部もある。取材時にはちょうど音楽学部の授業があったが、教室からは明らかに伝統的な中国の音楽とは違う、異国情緒豊かな音色が響いていた。
このように少数民族に興味を持つ留学希望者にとっては他では絶対に得ることができない環境が整っている。そして、その少数民族と毎日のように交流を持つことができる。
例えば一般に相互学習といえば、こちらが日本語を教え、相手が中国語を教えるわけだが、この大学では各民族の言葉を教えてもらうことができる。しかもすべての民族が揃っているのだから、「謝謝」の言い方と書き方(各民族の文字)を56通り教えてもらうことも可能。
また、各民族の音楽や舞踊を教えてもらったり、さらに仲良くなった学生の実家に休みを使って訪問し、少数民族の生活を実体験することもできるのだ。
中国語ではなく、少数民族の言語を学ぶ語言コースがあることも紹介しておきたい。一般の語言生が中国語を学ぶのに対し、ここでいう語言生は少数民族の言語を学ぶ。チベット語やウイグル語といったメジャーなものから、ナシ語、ハサカ語といった聞いたこともないようなものまである。1学期の学費は11,400元。希望者がそれほど多くないため、ほとんどのコースがマンツーマン状態という。それを考えるとこの学費はかなり安いといえる。
少数民族に興味を持つ希望者は言うまでもないが、留学先にこれといった明確な選択基準がない留学希望者はこの大学を選択肢に入れてみてはどうだろうか。他の大学どころか、他の場所では為し得ない貴重な経験が得られるだろう。
2007年秋学期からは従来1レベルだったA班を5レベルに細分化した。その結果、レベル数が11と大きく増えた。特に初学者にとっては自分に合ったクラスを選びやすいだろう。
また、新しい留学生寮がオープンした。1LDKのマンションタイプで非常に清潔。寮費は北京中心部では平均的なレベルなので、部屋の新しさを加味するとコストパフォーマンスが高い。
2009年春学期から東門留学生寮が工事に入り使えなくなる。部屋を取るのが以前に比べて難しくなるので、留学希望者は早めに申込むか、学外に部屋を借りる必要があるので注意。