この大学のポイント
- 学生の大半はマンツーマンレッスン
- 一人一人に合わせたオーダーメイドの授業
青海師範大学の基本情報
- 住所
- 西寧市五四西路38号
- 校内の位置
- 田家炳教育書院2階
- 事務所名称
- 国際教育交流中心
- 業務時間
- 08:30-12:00
- 14:30-18:00
- 立地特性
- 内陸/中都市/中心部周辺
- 語学留学生のキャンパス
- 本キャンパス
- 語学留学生部門の規模
- 小規模校
- 留学生受入れ開始
- 空港出迎え(指定期間)
- 無料
- 空港出迎え(指定期間外)
- 無料
- 出迎えをする空港
- 西寧空港
- 直行便がある日本の都市
- なし
留学生の内訳
日本及び上位出身国の学生数
- 日本
- 3人
- アメリカ
- 25人
- 韓国
- 19人
- イギリス
- 2人
- オランダ
- 1人
- ドイツ
- 1人
- 語学留学生の総数
- 52人
留学生の出身地比率
- 東アジア
- 40%
- 東南アジア
- -
- 西アジア
- -
- ヨーロッパ
- 10%
- アフリカ
- -
- 北米
- 50%
- 中南米
- -
- オセアニア
- -
年齢構成
- 30歳以下
- 40%
- 31~40歳
- 35%
- 41~60歳
- 20%
- 61歳以上
- 若干
授業とクラス
授業時間など
- 1クラス平均人数
- 1~3人
- レベル分け
- 1コマ時間数
- 50分
- 週あたり授業コマ数
- 6~16コマ
- 日本語学科の有無
- なし(第2外国語は有)
カリキュラム
選択科目
留学生寮
寮費と諸費用
- 保証金
- 水道
- 電気
- ネット
- 初回支払
寮の設備
- 机・椅子
- クローゼット
- テレビ
- 電話
- エアコン
- トイレ
- シャワー
- バスタブ
- コンロ
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
周辺施設(直線距離)
- 銀行
- 校門横
- ATM
- 校門横
- 郵便局
- 0.4km
- スターバックス
- 1.7km
- マクドナルド
- 0.7km
- KFC
- 1.6km
- 大型スーパー
- 1.8km
- 地下鉄最寄り駅
- なし
留学募集要項
入学条件
- 学歴条件
- 高卒以上
- その他条件
- 健康である者
費用
- 1学期
- 1学年
- 申請料
- 400元
- 400元
- 授業料
- #1
- #2
- 1学期
- 1学年
- 教材費
- 実費
- 実費
- その他
- なし
- なし
募集日程
- 年度・学期
- 07年秋学期
- 申請締切り
- 06月下旬
- 入学手続き
- 08月27~31日
- 授業開始
- 09月03日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- なし
- 終了
- 01月中旬
- 年度・学期
- 08年春学期
- 申請締切り
- 12月下旬
- 入学手続き
- 02月25~29日
- 授業開始
- 03月03日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- なし
- 終了
- 07月中旬
- 海外保険
提出資料
- 入学申請書
- 要
- パスポートコピー
- 要
- 卒業証明書
- 要
- 在学証明書
- 要
- 成績証明書
- 履歴書
- 健康診断書
- その他
#1 週10コマ以内:4,500元、16コマ以内:7,000元、20コマ以内:9,000元 #2 週10コマ以内:9,000元、16コマ以内:14,000元、20コマ以内:18,000元
青海師範大学の写真
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市の中心部から西に20分ほど離れた静かな場所にある。西寧市は新しく開発された移民都市であり、中国各地から人が集まって来ているため、比較的きれいな標準語が話されている。
この大学は留学生に対して限りなくオーダーメイドに近い対応をしている。中国語の会話を強化したい、西蔵語を学びたい、漢語と西蔵語を並行して学びたい、さらに、午前中に授業を受けたい、午後に受けたい、週に3日だけ授業に出たいといった時間帯の要望、1週間あたりの授業コマ数など、各人の要望に合わせているため、52人の留学生に対して、35クラスを設置するという信じ難い状態になっている。
さらに驚くべきことに、35クラスのうち28クラスは学生が1人、つまり、マンツーマンレッスンである。その上、マンツーマンでも授業料は他と同額である。1コマあたり25元。こんな安いマンツーマンレッスンは絶対にない。
留学生の年齢構成について言及すると、平均年齢が34.9歳と非常に高い。20代と30代の学生がほぼ同数で、40代以上も全体の2割に達する。大学卒業後、西蔵語を学びに来る学生や、勤めを一旦止めて数年を自己研鑽に当てるアメリカ人、リタイア後に留学に来る高年齢者が多いことが影響しているのだろうか。
この大学には留学生が生活する寮はなく、全員学外に部屋を借りて生活している。家賃相場は、30~40平米の1DKで1ヶ月500~600元、60~70平米の2DKで800元前後、80~100平米の2DKで1,000~1,200元とのこと。部屋探しは留学生部がサポートする。現地到着後、部屋が見つかるまでは、学内のホテルに宿泊できる。宿泊費は1泊120元。部屋が見つからず滞在が長引く場合、ある程度の値下げが可能。
35クラスすべての時間割表に目を通したが、はっきり言って異常である。留学生一人一人の要望にとにかく合わせられる限り合わせている。このような大学は今まで見たことも聞いたこともない。
漢語留学生の平均である週20コマ授業で考えると、この大学の授業料9,000元ははっきり言って高い。北京や上海の平均値と比較しても1,000元程度高めである。しかし、北京、上海など大都市部の大学でマンツーマンレッスンを受けると、1コマ最低でも80元前後は取られる。それが25元は格安。こんな値段は北京、上海では絶対に出てこない。
35種類のカリキュラムを運営するためには相当数の教員が必要になり、どうしてもそのすべてを優秀な教員だけでまかなうことは難しいだろう。しかし、それを差し引いても、自分に合ったカリキュラムで、マンツーマンレッスンを受けられるメリットは計り知れない。
このような対応が永遠に続くとは少し考えがたい。実際に留学する前に先方に確認することをお薦めする。
西寧の街は標高2,000mの高地にあり、冬は-20度くらいまで冷え込む上、夏は短い。ただ室内には暖気がある上、夏は乾燥気候なので過ごしやすい。訛りもあまりなく聞きやすい標準語である。マイナーな土地であるが、選択肢の一つとして検討しても良いだろう。