新疆農業大学
この大学のポイント
- 少数民族向け中国語教育の豊富な経験
- 異民族の生活を日々実感できる数少ない街
新疆農業大学の基本情報
- 住所
- ウルムチ市農大東路311号
- 校内の位置
- 国際教育学院
- 事務所名称
- 留学生部
- 業務時間
- 10:00-14:00
- 15:30-19:30
- 立地特性
- 内陸/大都市/中心部周辺
- 語学留学生のキャンパス
- 本キャンパス
- 語学留学生部門の規模
- 中規模校
- 留学生受入れ開始
- 1985年
- 空港出迎え(指定期間)
- 無料
- 空港出迎え(指定期間外)
- 60元
- 出迎えをする空港
- ウルムチ空港
- 直行便がある日本の都市
- 大阪
留学生の内訳
日本及び上位出身国の学生数
- 日本
- 0人
- トルクメニスタン
- 67人
- 韓国
- 20人
- タジキスタン
- 16人
- カザフスタン
- 12人
- ウズベキスタン
- 6人
- 語学留学生の総数
- 135人
留学生の出身地比率
- 東アジア
- 15%
- 東南アジア
- 若干
- 西アジア
- 80%
- ヨーロッパ
- 若干
- アフリカ
- 若干
- 北米
- 若干
- 中南米
- -
- オセアニア
- -
年齢構成
- 30歳以下
- 80%
- 31~40歳
- 10%
- 41~60歳
- 10%
- 61歳以上
- 若干
授業とクラス
授業時間など
- 1クラス平均人数
- 27.0人
- レベル分け
- 4段階
- 1コマ時間数
- 50分
- 週あたり授業コマ数
- 18コマ
- 日本語学科の有無
- なし(第2外国語は有)
クラス数
- 初級A
- 1
- 初級B
- 2
- 中級
- 1
- 高級
- 1
クラス数
- 初級A
- 1
- 初級B
- 2
- 中級
- 1
- 高級
- 1
カリキュラム
- 初級B
- 数
- 総合
- 8
- 口語
- 2
- 聴力
- 2
- 閲読
- 2
- HSK
- 4
- 中級
- 数
- 総合
- 8
- 聴説
- 2
- 閲読
- 2
- 作文
- 2
- HSK
- 4
選択科目
留学生寮
寮費と諸費用:留学生寮
- 2人部屋1人
- 25元/日
- 2人部屋2人
- 13元/日
- 2LDK1人
- 1,200元/月
- 2LDK2人
- 600元/月
- 3LDK3人
- 400元/月
- 保証金
- 400元
- 水道
- 実費
- 電気
- 実費
- ネット
- 100元/月
- 初回支払
- 3ヶ月分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- 一部有
- 電話
- 有
- エアコン
- なし
- トイレ
- 有
- シャワー
- 有
- バスタブ
- なし
- コンロ
- 一部有
- 電子レンジ
- 一部有
- 冷蔵庫
- 一部有
- 洗濯機
- 一部有
寮費と諸費用:中国人学生寮
- 4人部屋4人
- 600元/学期
- 保証金
- なし
- 水道
- 無料
- 電気
- 無料
- ネット
- 初回支払
- 1学期分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- なし
- テレビ
- なし
- 電話
- 有
- エアコン
- なし
- トイレ
- 有
- シャワー
- 共用
- バスタブ
- なし
- コンロ
- なし
- 電子レンジ
- なし
- 冷蔵庫
- なし
- 洗濯機
- なし
周辺施設(直線距離)
- 銀行
- 校門横
- ATM
- 校内
- 郵便局
- 校内
- スターバックス
- なし
- マクドナルド
- なし
- KFC
- 2.2km
- 大型スーパー
- 2.8km
- 地下鉄最寄り駅
- なし
留学募集要項
入学条件
- 学歴条件
- なし
- その他条件
- 健康である者
費用
- 1学期
- 1学年
- 申請料
- 200元
- 400元
- 授業料
- 6,075元
- 12,150元
- 1学期
- 1学年
- 教材費
- 実費
- 実費
- その他
- 200元 #1
- 200元 #1
募集日程
- 年度・学期
- 14年秋学期
- 申請締切り
- 入学手続き
- 09月01~07日
- 授業開始
- 09月10日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- 12月下旬
- 終了
- 01月中旬
- 年度・学期
- 15年春学期
- 申請締切り
- 入学手続き
- 03月01~07日
- 授業開始
- 03月10日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- 06月下旬
- 終了
- 07月中旬
- 海外保険
- 日本または中国の保険が必要
提出資料
- 入学申請書
- 要
- パスポートコピー
- 要
- 卒業証明書
- 要
- 在学証明書
- 要
- 成績証明書
- 履歴書
- 要
- 健康診断書
- 要
- その他
新疆農業大学の写真
「新疆農業大学」ページからのお問合せ
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ウルムチ市は新疆自治区の首府であり、約200万人の人口を抱える。日本人の感覚ではシルクロードのオアシス都市というイメージだが、実際には高層ビルも立ち並ぶ大都会である。市の人口の約半分を漢族がしめるが、ウイグル族をはじめとする少数民族も多数暮らしている。街中では明らかに顔つきの異なる人々が数多く、ウイグル語も漢語となる公用語として普通に使われている。
学費、寮費などは全国平均よりも安い。また生活費も極端に安いというほどではないが、北京、上海などの大都市圏よりは明らかに安い。
他の大学に比べて30歳以上の留学生が多い。まずは中国語を学び、次にウイグル語を学んで、少数民族の特産品の貿易を行うなど、明確な目的を持った留学生が多いためとのこと。
新疆自治区の大学は学生の半数近くを少数民族が占める。授業は中国語で行われるため、少数民族の学生は入学後1年間は中国語の授業を受け、HSK試験を受験した上で、4年間の本科の授業を受けることになる。つまり、5年制である。
この大学も同様で、毎年数多くの少数民族に中国語を教え、HSKの指導を行っている。そして、その豊富な経験を持った教員が留学生の中国語教育にも当たっている。
ウルムチ市内の漢族は多くの地方から集まってきている上、ウルムチ市自体が元々ウイグル族の街であるため、地方独特の訛った標準語というものはない。漢族と話している限り、聞き取りやすい標準語である。
しかし、市の人口の半数を占める少数民族の標準語は、一部の人を除いて明らかに非標準的な発音である。したがって、中国語をゼロスタートで学ぼうという留学希望者にはこの街は積極的にはおすすめできない。
ただ、広い中国の中でここでしか得ることのできないものがあることも確かである。例えば民族の多様性について考えた場合、寧夏、内蒙古、広西自治区では民族自治区と言いながらも実態としてはすでに漢族が圧倒的多数を占めており、回族の白い帽子や、看板に併記された民族文字を見ない限り、他の大部分の中国の街と大きな違いはない。
これに対して新疆自治区は中国の他の地域とは明らかに異なる。違う顔をした人々が、異なる言語を使い暮らしている。他の都市では日常の体験として得ることができない少数民族の文化や習俗がこの街には今も色濃く残っている。
東アジア人とは違う異民族の習俗や、シルクロードの文化に興味があるならば、他の地域で半年から1年中国語を学んだあと、または日本で発音の基礎をしっかり勉強したあとで、この地に留学するという選択肢も可能だろう。