浙江外国語学院

浙江外国語学院は浙江省の省都である杭州市の中心部に近い場所にある4年制大学である。元々は師範系の浙江教育学院であったが2010年に浙江外国語学院となり、この時から留学生の受け入れを開始した。

タジキスタンやロシア、韓国などの提携大学からの交換留学生が比較的多く、学期によって異なるが語学留学生は80人程度とのこと。一番下のゼロスタートクラスは30人近くになるが、初級クラズは20人程度、中高級クラスは15人前後になることが多い。

外国語大学なので日本語学科は当然あり、200人前後の学生が在籍している。以前は語学留学生部門は市中心部の旧キャンパスだったため、交流するにはスクールバスで1時間弱離れた新キャンパスまで移動しなければならなかった。2017年1月に留学生部門も新キャンパスに移転したため、互相学習相手の確保や交流が非常に便利になった。

寮は2人部屋だが2人分の寮費を払うことで2人部屋を1人で使うこともできる。寮が満室になるとできなくなるので、1人での利用を希望する場合は早めの入学申請が望ましい。キャンパス内に学食がある他大学周囲にも飲食店などが複数ある。

日本人が少なく互相学習相手も確保しやすい。学費、寮費も平均的である。互相学習を通じて会話力を強化したいという留学目的には向いているのではないだろうか。