湖北大学
この大学のポイント
湖北大学の基本情報
- 住所
- 武漢市武昌区友誼大道368号
- 校内の位置
- 国際教育学院7号楼
- 事務所名称
- 留学生工作弁公室
- 業務時間
- 08:00-11:30
- 14:30-17:30
- 立地特性
- 沿海/大都市/中心部周辺
- 語学留学生のキャンパス
- 本キャンパス
- 語学留学生部門の規模
- 小規模校
- 留学生受入れ開始
- 1960年
- 空港出迎え(指定期間)
- 200元
- 空港出迎え(指定期間外)
- 200元
- 出迎えをする空港
- 武漢空港
- 直行便がある日本の都市
- 東京、大阪、名古屋、静岡、福岡
留学生の内訳
日本及び上位出身国の学生数
- 日本
- 1人
- ブラジル
- 14人
- 韓国
- 10人
- アメリカ
- 3人
- ベトナム
- 3人
- スウェーデン
- 3人
- 留学生の総数
- 42人
留学生の出身地比率
- 東アジア
- 25%
- 東南アジア
- 5%
- 西アジア
- 5%
- ヨーロッパ
- 10%
- アフリカ
- 15%
- 北米
- 5%
- 中南米
- 35%
- オセアニア
- -
年齢構成
- 30歳以下
- 65%
- 31~40歳
- 25%
- 41~60歳
- 5%
- 61歳以上
- 5%
授業とクラス
授業時間など
- 1クラス平均人数
- 11.0人
- レベル分け
- 4段階
- 1コマ時間数
- 45分
- 週あたり授業コマ数
- 16~18コマ
- 日本語学科の有無
- 有(同キャンパス)
カリキュラム
- 高級
- 数
- 総合
- 6
- 習慣用語
- 4
- 閲読
- 4
- 中国文化
- 4
選択科目
留学生寮
寮費と諸費用:教師公寓
- 2LK2人
- 700元/月
- 3LK3人
- 700元/月
- 保証金
- 500元
- 水道
- 実費
- 電気
- 実費
- ネット
- 実費
- 初回支払
- 3ヶ月分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- #1
- 電話
- なし
- エアコン
- 有
- トイレ
- #1
- シャワー
- #1
- バスタブ
- なし
- コンロ
- #1
- 電子レンジ
- 一部有
- 冷蔵庫
- #1
- 洗濯機
- #1
寮費と諸費用:学術交流中心
- 2人部屋1人
- 40元/日
- 2人部屋2人
- 20元/日
- 保証金
- 100元
- 水道
- 実費
- 電気
- 実費
- ネット
- 20元/月
- 初回支払
- 3ヶ月分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- 有
- 電話
- なし
- エアコン
- 有
- トイレ
- 有
- シャワー
- 有
- バスタブ
- なし
- コンロ
- なし
- 電子レンジ
- 有
- 冷蔵庫
- なし
- 洗濯機
- 共用
周辺施設(直線距離)
- 銀行
- 校内
- ATM
- 校内
- 郵便局
- 校内
- スターバックス
- 1.5km
- マクドナルド
- 1.5km
- KFC
- 1.5km
- 大型スーパー
- 1.8km
- 地下鉄最寄り駅
- 2.2km
留学募集要項
入学条件
- 学歴条件
- なし
- その他条件
- 健康である者
費用
- 1学期
- 1学年
- 申請料
- 400元
- 400元
- 授業料
- 7,000元
- 14,000元
- 1学期
- 1学年
- 教材費
- 実費
- 実費
- その他
- なし
- なし
募集日程
- 年度・学期
- 12年春学期
- 申請締切り
- 01月13日
- 入学手続き
- 02月19日
- 授業開始
- 02月21日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- 06月下旬
- 終了
- 07月上旬
- 年度・学期
- 12年秋学期
- 申請締切り
- 08月01日
- 入学手続き
- 08月30日
- 授業開始
- 09月05日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- 01月上旬
- 終了
- 01月上旬
- 海外保険
- 日本または中国の保険が必要
提出資料
- 入学申請書
- 要
- パスポートコピー
- 要
- 卒業証明書
- 在学証明書
- 成績証明書
- 履歴書
- 健康診断書
- その他
湖北大学の写真
「湖北大学」ページからのお問合せ
▲
湖北省が管理管轄する大学。もともとは師範系の大学である。そのため中国人学生対象に対外漢語専業(外国人に中国語を教える教師を養成するコース)も設置されている。互習相手には最適だろう。
授業カリキュラム自体にこれといった特徴はない。使用しているテキストもごくごく一般的なものである。授業時間数が一般の大学に比べると少なく、特に文法系の授業時間数は一週間当たり、普通の大学の半分程度となっている。学校の授業に拘束される時間が少ないので、互相学習など自由に使える時間は増えるだろうが、文法をキッチリ身につける時間が少なくなる。これは各自の自習等で補う必要があるだろう。
この大学を選ぶ最大のメリットは、この大学がホームステイを紹介してくれることにある。入学申請時にホームステイをしたいことを伝えれば、入学するまでにホームステイ先を準備してくれる。ホームステイ先は主に大学教員の家庭になる。ホームステイは普通の中国人の家庭で寝食を共にするわけであり、語学習得には格段の効果があることは言うまでもない。ところがこのような機会を準備してくれる大学は皆無に等しい。この大学を選ぶ極めて積極的な要因だろう。費用などはホームステイ先などによって異なる。
この大学は今、海外との交流を活発化させることで大学のイメージアップを図ろうとしており、日本に限らず東南アジア諸国などに年に何回も訪問団を送り、大学のアピールを進めている。このため、留学生をなんとかして増やそうと積極的に取り組んでいるので、学習環境、生活環境などもこれからどんどん良くなっていくだろう。
2006年秋学期は中級クラスの在籍者は2人だけであるが、これは他の9人と比べてレベルが明らかに違ったため、この2人だけのために採算度外視で開設したものである。
生活面で不自由を感じることはない。大学の前からバスで5分ほどの場所に商業集積地があり、世界最大のディスカウントストアであるウォルマートや、中国最大手の家電量販店である国美電器、その他にも多くの専門店や飲食店が出店している。必要なものは一通り揃うだろう。
繰り返しになるが、この大学の最大のメリットはホームステイができることである。中国人家庭で一緒に生活する機会を是非、享受していただきたい。
2007年春学期は1クラス平均人数が2.5人とさらに少人数になった。また、今学期から選択科目が開講されるようになった。初級2クラスのみの開講となっている。ただ、初級二班はテキストを見る限り、初級より中級に近いように思う。
2008年春学期は留学生が増えたため、クラス数、レベル数とも4つとなった。前学期までは2レベルだけだったので、自分に合ったクラスを選びやすくなった。ただ、使用されているテキストを見れば分かる通り、入門と初級一は実質同レベル、初級一と初級二もそれほど大きな差はない。下位クラスが細かくレベル分けされただけといえる。また、初級二と中級の格差がやや大きい。本当はこの間にもう1レベル欲しい。
ただ、これは小規模校では避けて通れない問題でもある。むしろ、1クラスに押し込んでも良いくらいの入門、初級一、二を3クラスに分けているあたりは非常に良心的な対応をしているといえる。
留学生が増えたのにあわせてクラス数も増やしたため、1クラス平均人数は約5人と、依然として少なく抑えられている。また、留学生の国籍が完全に分散されており、特定の国が多いという状況がない。
授業カリキュラムに特徴はまったくなく、良くも悪くも平均的。学費が特に安いというわけでもないのに授業時間数が週16コマと少ない点については、今後の改善が必要であろう。
1クラス平均人数が5人と少なく抑えられている点、国籍が分散している点、日本人が少なく日本語を使う機会が少ない点、武漢の都市部にあり生活に便利である点、寮に余裕があり1人部屋を確保しやすい点などは、高く評価されて良いのではないか。今後もこれらの良い点が継続されることを期待したい。
2008年秋学期は入門、初級クラスでは授業時間数が週18コマとなり、以前より改善された。
前学期に比べて学生数が倍以上に増えたにもかかわらず、1クラス減っている。このため、1クラス平均人数は前学期の4.8人から14.7人と3倍に増えている。これでも都市部の有名校よりは少ないのだが、ここまで急に増やす必要があったのか疑問が残る。
2009年秋学期は学生数が半減したがクラス数は3クラスを維持したため、1クラス人数も7.7人に半減した。