中国留学情報

vol.016 選択科目

前回までは
クラス環境を中心に考えてきました。

今回からは
学習環境を考えていきましょう。




大学選びの条件5:【選択科目】




留学したらどんな授業科目があるのか。
主なものは…


●総合…文法が中心です。精読とよぶ大学もあります。

●口語…これは会話の授業。

●聴力…ヒアリングですね。

●閲読…長い文章を読みます。

●写作…作文の授業です。


これらのお勉強系の科目は、
ほとんどの大学で午前中に行われます。




そして、午後。
選択科目が行われます。

これらは自由参加で、
授業料は無料の大学が多いです。

どんな科目があるかというと…


●太極拳

●書道

●絵画(鑑賞ではなく自分で描く)


一番多いのがこの3つです。


他には


●二胡

●中華料理

●映画鑑賞


変わったところでは


●京劇


なんてのもあります。



以上に挙げたのは
文化系、趣味系の科目ですが、


●HSK補講

●発音矯正

●上海語・広東語

●古代漢語


また、最近では


●英会話


なんて科目を作る大学も出てきました。




こういった選択科目も魅力の一つですよね。
趣味で二胡を習ってみたり、
中国語をさらに勉強してみたり、
欲張って英語にも挑戦してみたり。


選択科目を
大学選びの条件の一つにするのもアリでしょう。




注意点が2つあります。




まず第一に、

☆選択科目が揃っているのは大規模校


ある程度の人数がいないと開講できませんよね。
小規模校では選択科目がないところも多いです。




第二に、

☆選択科目が開講されるかは、新学期になってみないと分からない


二胡の選択科目を開講しようとした。
ところが、受講希望者が2人しかいなかった。
この場合、
二胡の授業はなくなります。

このあたり、
中国ってドライです。
たった2人だけのために、
お金を払って先生を雇ったりしません。


ですから、
大規模校の太極拳みたいに、
ある程度の受講者が見込まれる科目は
ほぼ毎学期開講されます。


ですが、小規模校の場合、
ふたを開けてみないと分からない。


去年は発音矯正の選択科目があった。
それに魅力を感じて、その大学を選んだ。
ところが、
行ってみたら希望者不足で開講されなかった。


そうなる可能性は十分あります。




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【今週のまとめ】
1) 選択科目は大規模校が充実している
2) 小規模校では新学期が始まってみないと分からない
3) 前学期あった科目が、来学期なくなる可能性もある
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