中国留学情報

vol.026 大規模校のメリット

今までは大学選びのポイントを個別に見てきました。
今回からは今までのポイントを別の切り口で見ていきます。
みなさんの頭の中も整理してみてください。


さて、今回取り上げる大規模校というのは
語学留学生だけで数百人を超える規模の大学です。
大規模校には次のようなメリットがあります。



●知名度がある

もちろん、知名度があるから授業が良いとは限りません。
ですが、子供を送り出す親としては安心できます。
安心の根拠はないんですけどね。笑
特に学生の方は親の同意が取りやすくなります。



●留学生に慣れている

なにせ毎学期、数百人を迎え入れるわけです。
スタッフがみんな慣れてますので、
現地での入学手続きなどもスムーズです。
また、日本人の扱いにも慣れています。



●日本人が多い

日本人が少なすぎると心細い
ある程度いたほうが気の合う友達を見つけやすい
こういった方には大規模校のほうが合っています。



●クラスのレベル分けが多い

最低でも5段階、多いところでは10段階以上あります。
多ければ多いほど、自分に合ったクラスを選べます。



●選択科目が多い

選択科目はある程度の人数が集まらないと開講されません。
大規模校は常に留学生が多いので、
多くの選択科目がコンスタントに開講されます。
また、太極拳などの文化系の科目以外に、
発音矯正や商務漢語など教科系の科目も充実しています。



●留学生の国籍が多い

多い大学では100カ国以上から留学生が来ています。
ただし、留学生に占める比率とは一致しません。
確かに100カ国から来ているけれど、
日韓で学生の8割を占めるという場合もあります。



●提携関係

大規模有名校の場合、
日本の大学と提携関係を結んでいたりします。
単位認定制度があって休学扱いにならなかったり、
学費や寮費を免除される場合もありますので、
大学生の方にはメリットが大きいです。



下記は大規模校のメリットとは言えません。



●歴史が古い

歴史が長いことと、語学教育の成果に関連はありません。
歴史の中で経験やノウハウを蓄積していること、
そしてそれらを全教員が共有してないと無意味です。



●教師が優秀

大規模校、有名大学、偏差値の高い大学だからといって、
中国語を教える教師すべてが優秀とは限りません。
どんな大学でもベテラン教師もいれば、
新人教師、他学部からの応援、大学院生のアルバイトもいます。
これは、大規模校、小規模校、共通の問題です。




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【今週のまとめ】
1) 大規模校は留学生に慣れている
2) レベル分け、選択科目の多さがメリット
3) 「大規模校=授業が良い」は根拠が無い
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