中国留学情報

選択科目で選ぶ?

中国に留学すると、授業は主に午前4コマです。
文法や聴力、作文などの授業があります。

これとは別に午後に開かれる講座。
それが選択科目です。

どんな科目があるのでしょうか?

まずオーソドックスなのが次の3科目です。

●書道
●中国画
●太極拳・武道

この他にも文化系では、

●中華料理
●二胡
●篆刻
●映画鑑賞

などの科目があります。

また、お勉強系では、

●発音矯正
●ビジネス中国語
●HSK補講

などもあります。

さてさて、この選択科目、
大学選びのポイントになるのでしょうか?


まず、太極拳など文化系の選択科目について。

例えば定年退職後のセカンドライフとか、
結婚する前に海外生活を体験しておきたいとか、

そういった語学習得の比重が低い留学ならば、
選択科目中心で選んで良いと思います。
ぜひぜひ、楽しい毎日を過ごしてください。

そうではなく、
あくまでも語学習得が主目的。
中国語を身に付けて、
それを武器に転職、起業を目指す。

であるならば、選択科目は無視です。
そんな暇はありません。

だってよく考えてみてください。
中国に留学する日本人は年間1万5千人。
中国語を話せる日本人なんて探せばいくらでもいます。

さらに日本語検定1級に合格する中国人も毎年万人単位。
彼らもまた就活でのライバルとなります。
世の中に中国語人材なんて掃いて捨てるほどいるんです。

そんな中で再就職の椅子を奪い合うんです。
それなのに息抜きで太極拳、だなんて。
甘えたこと言ってると、1年後に痛い目に遭いますよ。

二胡なんて弾いてる暇があったら、
単語の10個でも覚えてください。
そこまでのハングリーさを持てないならば、
キャリアアップで転職なんて、
叶わぬ夢を追うべきではありません。


では、発音矯正とかビジネス中国語とか、
お勉強系の選択科目はどうなのか?

これもなかなか頭が痛いんです。

まず知っていただきたいのですが、
選択科目って必ず開講されるわけではありません。
すべての大学にあるわけでもありません。
ある程度の人数が集まって始めて開講されるんです。
人数が集まらなければ開講されません。

このため、
まず小規模校では選択科目がないことが多いです。

また、先学期は発音矯正があったけど、
今学期は希望者が少なかったので開講しない。
そんなこともごく普通に起こります。

ですので、選択科目で大学を選ぶのって、
実は非常にリスクが高いんです。

人数が集まれば良いわけですから、
大規模校になると事情が変わってきます。
留学生総数で数百人から数千人いますので、
オーソドックスな科目はコンスタントに開講されます。

ただし、
大規模校であるがゆえに、
1クラス人数は多めになります。

選択科目がコンスタントにあることと、
1クラス人数が少ないこと。
この2条件は両立しません。

どちらを優先するのか、
よく考える必要があります。


もう一つ。
HSK補講について考えてみましょう。

まずHSKとは、中国語の資格試験です。
TOEICの中国語バージョンと考えてください。

そして、HSK試験の対策勉強をするのが、
HSK補講です。

このHSK補講の有無で大学を選ぶべきか?
もっと言うと、HSK補講に価値はあるか?

私は選ぶべきではない。
価値はない、と思っています。

まず、よほどの大規模校を除いて、
HSK補講は開設されても1クラスです。
1クラスだけです。

ということは、初心者から高級者まで、
レベルの違う学生を1クラスに詰め込みます。
それで十数人から数十人の集合教育です。

その結果、
分かりきった簡単すぎる問題が出て、
それに対する説明に付き合わされたり、
逆に自分には高度すぎる問題が出て、
説明を聞いてもチンプンカンだったり。

要するに時間効率が悪すぎるんです。
時間のムダ。


それと、HSKってセンター試験のようなもので、
出るパターンが決まってます。
しかも語学って基本的に暗記科目でしょ。

なのでHSKって、
どれだけ数をこなして、
どれだけ覚えるかの勝負なんです。

であるならば、
効率の悪い集合教育に付き合うなんて、
まったくもってナンセンス。

HSKの対策問題集を買ってきて、
自分でドンドン解いていく。
つまり、独学です。

で、分からない問題が出てきたら、
個人的に先生に聞きに行く。

このほうがはるかに点数は伸びます。

ということで、HSK補講に価値はない。
HSK補講の有無で大学を選ぶべきではない。
これが私の考えです。

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【今週のまとめ】
1) 社会人留学生に太極拳なんてやってるヒマなし!
2) 前学期あった選択科目が来学期もある保証はない
3) HSK対策は独学のほうが効率が良い
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