まず大学生の方。
あくまでも私個人の見解ですが、
留学だけで有利になることはないと思います。
大昔ならいざ知らず、
今や年間約2万人が中国に留学しています。
単に留学した程度では、
就活で決定的なポイントにはならない。
そう考えた方が良いと思います。
だって、留学した人なんていくらでもいるし。
留学したという単なる事実より、
それをベースに面接で何を語れるか。
そっちじゃないですかね?
それと、
「有名大学に留学した方が有利」
これもありえないと思います。
入学試験を受けて4年間勉強し、
ちゃんと卒業資格を受ける。
いわゆる本科留学ならば話は別です。
ですが、語学留学って無試験です。
授業料さえ払えば、
誰でも復旦や清華に留学できます。
そんな、なんちゃって学歴が有利になるほど、
人事部の人って甘くないと思いますよ。
次に社会人ですが、
これは求める仕事次第ではないでしょうか。
どんな仕事でも良い。
とにかく中国で働きたい。
だったら何とでもなると思います。
ですが、職種にこだわりがあるとか、
それなりの給与水準を求めるとか。
そうなると留学経験、
もっと言うと、語学力だけでは厳しいです。
その職種での経験や専門性、
語学力以上にそちらの方が重視される。
私的にはそんな印象を持っています。
「留学すれば何とかなる」
確かに何とかなります。
何とでもなります。
ですが、その「何」が、
自分の求めたものとイコールかは別の問題。
踏み出す勇気は必要ですが、
楽観過ぎるのも問題でしょう。
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