中国の大学には世界各地から留学生が集まってきます。総じて言えるのは、日本、韓国からの留学生は授業中にほとんど発言をせず、欧米系の学生が積極的に発言するということです。文化の違い、幼少期からの教育の違いから来るものでしょう。
言うまでもなく、発言量に比例して会話力が身に付きますし、質問をすることで分からないことも解決します。ですが中国の先生方はあまり発言しない学生に話題を振って発言機会を作ってあげたり、分からなそうな顔をしている学生に分からないところはあるかと聞いてくれたりということはほとんどありません。
このため、中国留学の授業というのは積極性のある学生がドンドン伸び、そうでない学生が低迷する、一言で言うと弱肉強食が非常にはっきりした世界です。ですので、積極性がない方はそもそも中国留学に向いていません。
ですので、人前で発言するのが苦手だけどそれでも中国に留学したいという方は、発言するハードルが低く競争率も低い、1クラス人数が少ない地方の小規模校を選ぶのが良いでしょう。