必要ありません
1校目を申し込む時に2校目を決めておく必要はありません。1校目に留学してから次の大学に転校するまでに、転校先を決めていただければ大丈夫です。
留学というものは、事前に頭の中でいろいろイメージしていても、実際に行ってみなければ分からないことがたくさんあります。留学してから気付くこともたくさんあります。
例えば留学する前は、2校目はHSK対策がしっかりした大規模校に転校しようと考えていたとします。ところが、実際に留学してみて自分に本当に必要なのは正確な発音であることに気付き、発音矯正の授業がある大学に転校したいと思うようになった。こういう可能性は十分にありますよね。
ですので「中国留学情報」の転校無料サービスでは2校目は事前に決めていただかないことにしています。実際に留学してから、ゆっくりと転校先を検討して下さい。
大丈夫です
留学する前は途中で転校するつもりだったけど、実際に留学してみたら、その大学がすっかり気に入ってしまった。これはよくあることです。
その場合は、ビザが切れる前に、各大学の留学生事務所に来学期も在学することを伝えてください。転校せずに留学期間を延長することができます。
増えます
増える可能性が費用は3つです。まず一つは学費です。ごくわずかですが1年間の学費を割引にしている大学があります。1学期は7,500元だけど、1年留学ならば15,000元ではなく、14,000元といったパターンです。ただし、このような大学は非常に少数です。
次にビザ費用です。1つの大学に1年間留学する場合は、1年間のビザを1回取得すれば終わりです。ところが、2つの大学に半年ずつ留学する場合は、最初に半年のビザを取得したあと、転校先の大学で再度、半年のビザを取得することになります。地域によって異なりますが数千円です。
3つ目は引越し費用です。
このように転校によって費用が増えることは事実です。ただ、2つの地域で学べること、前半は語学学習中心、後半は就職活動を追加というように2つの目的を実現できること、最初に入った大学が自分に合わなかった場合に別の大学に移れること、これらのメリットを考えると転校による費用増は許容範囲内ではないでしょうか。
あります
最初から1つの大学に1年間の留学期間で申請すると、取得するビザはX1ビザです。X1ビザを持っていると留学期間中に何度でも一時帰国が可能です。
転校する場合は最初の大学に留学期間1学期で申請することになりますが、この場合に取得するビザはX2ビザです。X2ビザでは途中帰国はできません。帰国した時点でビザが無効になり、再入国の際にビザをもう一度取り直す必要があります。
学期の途中で一時帰国する必要がある方は、このコストを最初から計算に入れておくと良いでしょう。