中国留学情報

中国留学ブログ:08年01月下旬

華北に入る in鄭州

一晩夜汽車に揺られ、河南省に入りました。河南省は中国で最も人口が多い省。1億人以上います。

食堂の看板には湖北省では見かけなかった「ホェイ面」の文字 「ホェイ」は火へんに会と書きます。きしめんみたいな平べったい麺です。けっこう好き。

もう一つ、湖北省とは明らかに違うところ。語尾のer化音がどんどん耳に入ってくる。

長江を越えると文化が変わるといいます。華中から華北に入ったことを実感。

お題目 in南陽

列車の出発は深夜00時40分 地方の田舎町なもので、駅前には時間をつぶせる喫茶店などもありません。致し方なく、待合室でじっと待つ。

1月中旬の真夜中とは言ってもやけに寒い。寒すぎる。それもそのはず。待合室からホームへ向かう扉が開いたまま。寒風がピューピュー入ってきます。

扉は改札の向うにあるので、駅員以外は閉めることも出来ない。寒さをこらえてじっと待つのみ。開けっ放しにされた扉の横の壁に貼られた1枚の標語。

どこの国でも一緒ですが、お題目の標語ほど寒いものはない。

気温も気持ちも氷点下。さみ~

受験戦争 in開封

とある大学の先生と食事をしていたときのこと。先生のお子さんは高校3年生。今年、大学受験です。で、中国の高校生の受験戦争事情。

高校の授業は、毎日朝7時半から12時まで。一度家に帰って昼食。そして、午後は2時から6時まで。

で、これで終わりません。学校の近所で軽く食べて、6時40分から9時までまた授業。そのあと、家に帰って宿題です。

さらに。土曜日も夕方6時まで。さらにさらに!日曜日も昼の12時まで授業がある。

つまり、1週間のうち授業がないのは、日曜の午後だけ!

日本の高校生のみなさん。がんばって彼らと戦ってください。笑

Z列車 in上海

けっこう鉄道が好きでして。いわゆる鉄な人です。照

湖北省、河南省への取材ツアー 乗り込むのは武昌行きZ26列車。生まれてはじめてのZ列車にときめいてます。笑

Zは直達の略でして、基本的に大都市間をノンストップで走る夜行特急です。新幹線が導入されるまでは、最上位の列車でした。うきうきルンルン気分でホームへと。

武漢市には武漢という駅はありません。長江を挟んで東側が武昌、西が漢口 日本で言えば那珂川を挟んで福岡と博多があるようなもの。(分かりにくい例えで失礼!)

福岡市は博多駅に落ち着いたのですが、武漢市は武昌、漢口2つの駅が出来ました。なにせ人口規模が福岡とは比べ物になりませんからね。東京駅と新宿駅があるようなもの。この列車は武昌行きです。

車両の最高スピードは時速160km 2両連結の電気機関車が牽引します。

「跨越」ってのはこの機関車の愛称北京-上海のZ列車もこいつが引っ張ってます。

列車の乗車口で車掌さんが切符をチェックします。ちょっと分かりにくいと思うのですが、車掌さんの足元に赤いものがあるでしょ。赤じゅうたんです。ちょっとだけリッチ気分。笑

見送りの人たちが中をのぞいてます。この光景は日本と同じですね。さて、車内へと。

まぁ、何といいますか。Zだからって設備自体は同じですね。

古い車両を使ったK列車などに比べると、新しいがゆえに清潔かなと。ただ、こればかりは慣れませんね。

中国の列車のトイレはすべて和式(中式?)です。新幹線タイプのD列車は洋式もあるんですが、おととし開通したチベットへ行く列車もすべて和式トイレ。この車両のトイレがちょっと他と違うのは、垂れ流しタイプじゃないこと。タンク貯蔵式です。ですから、停車中でも使える。ちょっと便利。

ってことで、留学とはまったく関係ない鉄な話題でした。

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