vol.095 どうしても減らないとき

前回は荷物を減らそう！という話をしました。
帰りは必ず行きよりも荷物が増える。
現地調達を基本にしよう、と。


が、しかし。
どーしても減らない！涙

と言う方のために、
救済策です～



中国へのフライト、
機内預けの制限は20kgが普通です。

これを超えた場合、別料金が取られます。
これが高い。
すぐに万円単位になってしまいます。



そこで頼りになるのが船。
そう。船で中国に行く。

良いですね～、船旅。
しかも荷物の制限は少なくても60kg。
ジャンジャン運べちゃいます！


とは言いつつ、
まず日中航路ってそれほど多くありません。
中国側の到着地は上海と天津。

上海市内だとタクシーで一発ですが、
天津は市内からかなり距離があります。

さらに別の都市へ移動となると、
山盛りの荷物を引きずって空港へ行き、
飛行機を降りてからまた荷物を。

考えただけで憂鬱になってきます。



となると、
現実的な方法はやはり郵送です。



国際小包には次の4種類があります。


●ＥＭＳ
●航空便
●ＳＡL便
●船便


上の2つはメチャ高いです。
非現実的です。
妥当なのは下の2つです。


費用と時間はどうなのか？
例を挙げてみましょうね。


★東京→上海、5ｋｇの荷物

●ＳＡL便…2～4週間、4，200円
●船便…2ヶ月、2，500円


ということで、
着いてすぐに必要なものはスーツケースで運び、
遅れても困らないものは国際小包で郵送。
これが現実的な方法だと思います。



注意点を1つ。


「出発前に発送したい」
こういう方がよくいらっしゃいます。
気持ちは分かりますがやめてください。


冬休み中は原則として留学生事務所は無人です。
受け取る人がいませんので、
最悪の場合、送り返されます。


また、新学期開始前後は留学生事務所はバタつきます。
そんなときに聞いたこともない人宛の荷物が届く。
それが何人分も来ると事務所は荷物だらけ。
迷惑この上ないです。

入学前から大学に迷惑をかける。
論外です。


大学に着いて、住所、部屋番号が確定してから、
家族や知人に送り出してもらってください。




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【今週のまとめ】
1) 船便は上海以外は使いにくい
2) すぐに使わないものは国際小包を利用
3) 発送するのは自分が現地に着いてから
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