中国留学情報

vol.053 大学への移動

Q&A直前特集。
前回は、日本から中国への渡航についてでした。
今回は中国に着いてから大学までです。



まずは、ごくごく一般的なパターン。
大学スタッフに空港まで迎えに来てもらう場合。

飛行機を降りて入国審査を受け、
機内預けのスーツケースを受け取る。
そして自動ドアが開いて外に出たところ。

ここです。

名前が書かれたボードを持った人が大勢います。
みな、到着客を待っている人です。
この中に必ず大学スタッフがいます。

注意して欲しいのは、
絶対にここから動かないこと。

合流できる場所はこの1箇所しかありません。
たまに大学スタッフが遅れてくることもありますので、
スタッフが見つかるまで、絶対にその場所で待ち続けるように。



次に空港や港から大学へ自力で移動する場合。


例えば、上海空港に着いて、
そこから蘇州大学に移動とか。
これは楽なんです。

空港から蘇州市内へのバスを探して、
着いたところでタクシーに乗り換える。
筆談さえできればなんとかなります。
(もちろん、旅慣れていることが前提。)


もっと遠い距離を移動する場合。


「列車で移動」
こういう方がよくいらっしゃいますが、
中国の鉄道は日本のJRや新幹線とは違います。

なにせ供給が需要にまったく追いついていません。
長距離列車のきっぷは、普段でも数日前に売り切れます。

ましてや新学期の開始時期。
地方に帰省していた2千万人以上の大学生が、
いっせいに大学に戻ってきます。
春節並みにきっぷを確保しにくくなるんです。


空港から駅に行って、
そこできっぷを買って列車に乗る。

断言しますが、そんなことはまず100%無理です。


その結果、大学に言っていた日時に到着できない。
なおかつ、携帯もないので連絡が取れない。
大学に迷惑をかけますし、
日本人の評判を落とします。(勘弁してください!)


どうしても列車等で移動するという場合は、
1週間程度の余裕を持って、
確実にその日に大学に到着できる体制を作りましょう。



空港への出迎えの数百元を節約したい。
その気持ちは分からなくもないんですけどね。

その結果、重いスーツケースを引きずりながら、
バスを探したり、きっぷを買う列に並んだり、
挙句の果てにきっぷが買えなかったり。

仮に400元として5千円足らずでしょ。
正直なところ、節約は他のところでして、
素直に空港に迎えに来てもらったほうが良いですよ。


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