中国留学1年にかかるお金は約100万円。
このうち、ビザ取得やチケット、海外保険など、
日本国内で使うお金が約20万円です。
差し引き80万円が中国で使うお金になります。
さてさて、
この80万円をいかにおトクに持ち込むか。
今回から数回に分けて見ていきましょう。
今回は現金持込について考えてみます。
現金持込とは読んで字の如く。
日本円の現金をそのまま持ち込み、
必要な都度、現地で人民元に両替します。
中国の銀行の両替手数料は3%前後。
一般的なトラベラーズチェックと大差ありません。
発行の手間などを考えると現金持込のほうが便利です。
留学生寮の部屋の中に現金を置いておくのは不安。
という方の場合、現地の銀行で口座を開けばOK。
中国の銀行口座は日本円のまま預金できます。
もう少し具体的に話をしましょう。
例えば、1年間の生活費として80万円持込むとします。
日本から飛行機で中国の空港に到着。
人民元が手元にまったくなしってのは困りますよね。
当日の夜、ごはんも食べられませんから。
しかし、空港の両替レートは割高です。
ここでは1000元程度だけ両替します。
迎えの人に連れられて大学に到着。
学費、寮費はほとんどの大学で翌日払いで大丈夫。
払えと言われても、無い人民元は払いようがないですし。笑
翌日、大学の人に聞いて市内の銀行へ。
そこで、学費、寮費と、当座の生活費を両替。
同時に口座を開いて残りの日本円を貯金。
もちろん、日本円のままでです。
大学に戻って学費、寮費を支払う。
あとは必要な都度、銀行で日本円を人民元に両替して出金。
帰国時に余った日本円を出金して終わりです。
注意点は2つ。
まず、中国の銀行は常に長蛇の列です。
30分待ちとか普通です。
毎回これを繰り返すのは面倒ということならば、
例えば30万円分をレートの良いときに人民元に換え、
そのまま口座に残す。
口座の中で日本円から人民元に両替するということです。
で、お金が必要なときにATMで出金。
30万円分がなくなったら、また両替を繰り返す。
これだと、毎回長蛇の列に参戦しなくて済みます。
もう一つの注意点。
最後の帰国時の出金ですが、
特に地方の小さな銀行では日本円を常備していません。
直前に行っても日本円で出金できない可能性が大ですので、
早めに出金した方が良いでしょう。
ということで、現金持込が一番手間がかかりません。
私は全額現金持込で留学しました。
とはいえ、
なんか危なそうだなぁ、と感じる方も多いと思います。
次回以降、いくつかの方法を見ていきます。
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【今週のまとめ】
1) 現金持込が一番ラクチン
2) 学費、寮費は到着翌日支払いでもOK
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