まず、中国留学で取るべきビザについて。「1学期以内…Fビザ、1年以上…Xビザ」単純にこのように覚えてください。
大学に入学申請をすると、「JW202表(公費留学の場合はJW201表)」、「録取通知書(入学許可書)」が送られてきます。この2つがないとビザ申請はできません。
申請はFビザ、Xビザともに個人でできます。日本には東京の中国大使館のほかに、札幌、名古屋、大阪、福岡、長崎に中国総領事館があります。これらの窓口に行って申請すると、申請料3,000円でビザを取得できます。
さて、みなさんの固定観念として、「業者を使うと高くつく」、「なにごとも自分でやったほうが安上がり」という感覚があると思います。私も少なからずあります。ですが、モノによっては業者を使ったほうが安くつくものがあります。中国ビザの申請も然りです。
中国ビザの申請を行っている業者さんは日本中に多々あります。大手の旅行会社などに頼むと高くつくのですが、中小の専門業者さんの場合、私の知ってる中で一番安いところは、「申請料、返送料込みで6,000円」です。
もちろん、その料金とパスポート、写真を業者さんに送る必要があります。郵便局の現金書留で一緒に送ると850円です。合計6,850円。
自分でやれば3,000円なんだ、やっぱ業者使ったほうが高いじゃん!
そうとも限らないんですよね。
確かに、業者さんに頼んだほうが、3,850円高くつく。ですが、自分でやる場合は、申請、受取りで、2回大使館に行く必要がある。ってことは、2往復の交通費が3,850円、つまり、片道962円を超える場合は、業者さんに頼んだほうが安くつくんです。
遠隔地にお住まいの方、また、仕事が忙しい社会人の方は、こういった業者さんを上手に使われたほうが良いでしょう。
【今回のまとめ】
1)ビザを自分で取得すれば手数料は3,000円
2)業者を使えば約7,000円
3)住んでる地域次第では業者に頼んだほうが安い