今回は節約はキビシイよ、という話です。
例えば、あなたが岡山に住んでいて、西安の大学に留学するとします。岡山空港から西安への直行便はありません。さて、どうしたものか。いろいろ知恵を絞るわけです。関西空港から西安へ行くか?いやいや、関空までの交通費がもったいない。上海まで行って、国内線に乗り継ぐ?旅行会社に聞いてみると、けっこう高い。
う~ん。あ、そっだ♪上海から列車で西安まで行こう!片言の中国語だったら分かるし。筆談でなんとかなるよ。海外あっちこっち旅行してるし。
こういう方、たまにいらっしゃいます。結論から言うと、甘い!はっきり言って、リスク高すぎです。
そもそも、中国の列車って慢性的に不足してます。上海から南京や杭州、そういう大都市間の中距離ならば、まだなんとかきっぷにありつけます。ですが、夜行列車で移動するくらいの長距離になると、当日のきっぷなんて、まず残ってません。私、中国の列車は100回以上乗ってますが、夜行列車のきっぷは基本的に発売初日に買います。それくらい買うのが大変なんです。
特に。留学する人が中国へ移動するのは、2月末か8月末。この時期って当然のことですが、中国人学生にとっても新学期スタート直前です。各地に帰省していた学生が大学に戻るため、大学がある都市行きの列車は軒並み混雑するんです。この時期のきっぷって、ホント買いにくいですよ。
ということで、中国の鉄道を舐めてかかると痛い目に会います。中国上陸初日からホームレスです。笑
【今回のまとめ】
1)中国の列車のきっぷは簡単には買えない
2)おとなしく飛行機で移動すべし