現地調査日:2007年07月17日
※07年春学期実績
以下、07年07月17日掲載
●西蔵自治区唯一の総合大学。1985年に創設された。この大学では漢語を学ぶことはできない。留学生はすべて、西蔵語または西蔵文化の進修生である。
●西蔵語を学ぶことができる大学は、北京の中央民族大学、蘭州の西北民族大学、西寧の青海民族学院など複数ある。西北民大や青海民院は漢語と西蔵語を並行して学べるというメリットがあるが、純粋に西蔵語だけを学ぶならば、西蔵大学の環境が最も恵まれている。市内に多くのチベット族が暮らし、街の看板などもすべて西蔵語併記という環境は、広い中国でもここでしか得ることができない。
●また西蔵自治区は外国人が自由に旅行したり居住したりできる地域ではない。この大学に留学してXビザを得ることは、西蔵文化に興味を持つ者にとって、現時点で唯一合法的な長期滞在の方法といえるだろう。
●学費、寮費とも北京など大都市並で、市内の物価も他の都市と比べると高い。交通の便が不便で、物資の輸送にコストがかかることが反映している。
●留学生の受入れは秋学期のみで、春からの入学はできない。また入学申請の締切が毎年5月30日と早い。できるだけ早めに計画的に動くことをお薦めしたい。
●また、入学に当たっては日本国内でXビザを取得することが必須になる。中国のほとんどの大学で可能な、Lビザで入って、現地でXビザに切り替える方法はこの大学ではできない。注意が必要。
●08年秋学期からは新キャンパスに移行の予定。
●西蔵自治区はその特殊性ゆえに、多くの日本人に留学などできるはずがないと思い込まれているところがある。しかし実際には1993年以来、毎年外国人留学生を受け入れており、ここ数年は日本人も毎年数名が留学している。
●いまでも多くの西蔵族が暮らし、西蔵文化が色濃く残る地域の中で、中国で事実上唯一留学できる大学である。西蔵に興味を持つ留学希望者は検討してみてはどうだろうか。
※西蔵大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。
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以下、07年07月17日掲載
●西蔵自治区唯一の総合大学。1985年に創設された。この大学では漢語を学ぶことはできない。留学生はすべて、西蔵語または西蔵文化の進修生である。
●西蔵語を学ぶことができる大学は、北京の中央民族大学、蘭州の西北民族大学、西寧の青海民族学院など複数ある。西北民大や青海民院は漢語と西蔵語を並行して学べるというメリットがあるが、純粋に西蔵語だけを学ぶならば、西蔵大学の環境が最も恵まれている。市内に多くのチベット族が暮らし、街の看板などもすべて西蔵語併記という環境は、広い中国でもここでしか得ることができない。
●また西蔵自治区は外国人が自由に旅行したり居住したりできる地域ではない。この大学に留学してXビザを得ることは、西蔵文化に興味を持つ者にとって、現時点で唯一合法的な長期滞在の方法といえるだろう。
●学費、寮費とも北京など大都市並で、市内の物価も他の都市と比べると高い。交通の便が不便で、物資の輸送にコストがかかることが反映している。
●留学生の受入れは秋学期のみで、春からの入学はできない。また入学申請の締切が毎年5月30日と早い。できるだけ早めに計画的に動くことをお薦めしたい。
●また、入学に当たっては日本国内でXビザを取得することが必須になる。中国のほとんどの大学で可能な、Lビザで入って、現地でXビザに切り替える方法はこの大学ではできない。注意が必要。
●08年秋学期からは新キャンパスに移行の予定。
●西蔵自治区はその特殊性ゆえに、多くの日本人に留学などできるはずがないと思い込まれているところがある。しかし実際には1993年以来、毎年外国人留学生を受け入れており、ここ数年は日本人も毎年数名が留学している。
●いまでも多くの西蔵族が暮らし、西蔵文化が色濃く残る地域の中で、中国で事実上唯一留学できる大学である。西蔵に興味を持つ留学希望者は検討してみてはどうだろうか。
※西蔵大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。