大学の選び方からちょっと脱線。先週は【日本語学科の有無】について考えました。日本語学科があったほうが互相相手を探しやすい。けどですね。日本語学科があればそれだけで互相相手が見つかるのか?ボーっと立ってたら、日本語学科の学生がやってきて、「私と互相学習しましょう!」と声をかけてきた。ありえね~笑)今日は私が実際にやった方法をご紹介します。
●日本語学科の職員室に行く
そこにいるのは日本語の先生。日本語で話せるから超ラクチンです。「互相相手紹介してもらえないでしょうか?」たいていの先生が、その場で学生に電話をしてくれます。
●教室に行く
日本語の授業をやってる教室を探す。こんなの誰かに聞けばすぐに分かります。で、休み時間に教室に入っていって「私は日本人です。誰か互相しませんか~」と言う。一気に大量ゲット。これが一番効率が良かったです。
●日本語を勉強している学生に声をかける
中国の大学は1部屋4~6人の全寮制。それで、図書館とか校内のベンチとかで勉強している学生が多い。見かけたらその場で声をかける。「互相しませんか?」これも断られたことないです。
●ナンパ
いやいや、冗談ですけどね。携帯とかCDとか買いに行くじゃないですか。すぐに日本人とばれますよね。相手が日本に興味ありそうだったら、互相しないかと言ってみる。
●本屋でつかまえる
大都市の大きな書店には日本語学習書のコーナーがあります。そこで本を読んでる中国人は、100%間違いなく、日本語学習者。「こんにちは。日本人ですけど、互相しませんか?」声かけてみてください。まず断られませんから。この方法の良いところは、社会人をつかまえやすいところです。大学生ばっかりってのもなぁ、という方。ぜひ試してみてください。
●ネットの掲示板を使う
上海、北京などでは、日本語学習者が交流する掲示板がいくつもあります。これに片っ端から「互相相手募集中です♪」と書き込む。また、互相相手募集中の中国人にドンドン連絡を取る。けどですね、この方法1つだけ難点がありまして。日本人向けのスナック、クラブのお姉さま方が客ゲット目的で書き込んでることがよくあるんです。私も何人ものお姉さま方とお知り合いになりました。笑)行ってませんよ。念のため。汗
逆に、やってはいけない方法。というか、あまり当てにしてはいけない方法。
●老同学からの紹介
老同学とは、前学期からいる留学生のこと。彼らに誰かを紹介してもらう。
●交流会で見つける
日本語学科や日本人会が、定期的に交流会を開催している大学もあります。
この2つの方法、ダメとは言いません。ですが、これをメインにするのは絶対アウト。時間がもったいないんです。紹介してもらえるまで、交流会が開かれるまで、待ってないといけないでしょ。
「半年留学」なんていうと、時間がたくさんあると感じるじゃないですか。それって錯覚です。たいていの大学で、入学式から終業式まで、1学期の授業は18週間前後です。18週間ですよ!ということは、紹介してもらうまで2週間待ってたら、それで、留学期間の1割以上が終わってしまう。もったいないでしょ?!
老同学に紹介を頼むのはOK。でも、紹介されるまでじっと待ってるのはアウト。入学すると同時に、日本語学科の職員室と教室に直行。そうすれば、入学1週目から互相を始められる。
しかも、最初の1週目は誰も互相相手探しなんてしません。競争相手がいないわけですから、2週目以降よりはるかにラクに相手を見つけられますよ。
【今回のまとめ】
1)互相相手ゲットは行動力勝負
2)受身で見つけるのはかなりキツイ
3)日本語学科の職員室、教室が狙い目