あっという間に10月も下旬。早く大学を決めて申し込まなきゃ!そう思ってらっしゃる方も多いと思います。今回は、あせる必要はないよ、という話です。
まず、締め切り時期について考えてみます。いろんな留学エージェントのホームページを見ると、「入学申し込みはお早めに」とか、「▲■大学、申込締切迫る!」なーんて文字が踊ってます。確かに、多くの大学が申込締切を設定しています。大手の有名大学の中には、締切日を厳格に適用する大学もあります。
ですがね、本当は、ほとんどの大学が1年中申し込みを受け付けてるんです。日本人はキッチリカッチリの国民ですから、申込締切を過ぎると入学できない、そう思っちゃう。事実、日本では締め切りを1日でも過ぎるとアウトですよね。ですが、中国はそんなことはありません。入学式が終わって新学期が始まってからでも編入できます。ですから、大手有名校など一部の大学を除いて、締め切り時期を気にする必要はないんです。これが中国の現場の現実です。
もう一つ。入学手続きにどれくらいの時間が必要なのか?必要な手続きは次の通りです。「入学申請」、「ビザ関係書類の取り寄せ」、「ビザ取得」、「海外保険、チケットの手配」。このうち、ビザ取得とチケットなどの手配は、来年の春までに自分でやればOK。
では、入学申請書を提出して、ビザ関係書類を大学が郵便で送り出すまでに、どれくらいの時間がかかるのか?アバウト1ヶ月です。ということはですよ、大学が冬休みに入るのが1月中旬。そこから逆算すれば、「12月上旬に申請すれば間に合う」。10月や11月にあせる必要なんてないんです。
もちろん、大手有名校などでは、寮の部屋が不足してますので、早めに申請した方が良いです。ですがね、このメルマガの読者で、大手有名校志望の方とかいないでしょ?笑)大手有名校で良いやって人は、わざわざこんなメルマガ毎週読まないですもんね。
このメルマガで一貫して訴えてきたのは、「大学選びの重要性」です。どの大学に留学するかで、成果は大きく変わる。だから納得がいくまでギリギリまで、真剣に大学を選び抜くべきなんです。
留学申請は12月に入ってからで間に合います。バタバタ過ぎるのはイヤということならば、11月中旬であればかなり余裕を持って進められます。手続きなんて単なる事務作業。最重点は納得のいく大学選びです。実態のない締切日や早期割引料金などに踊らされず、悔いが残らないよう、ベストの大学を選び抜いてください。
【今回のまとめ】
1)締め切り後でも入学申請はできる
2)12月上旬で申請は間に合う
3)納得いくまで大学を選びぬくべき