大規模校か?小規模校か? 「中国留学ゼミナール」

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030:大規模校か?小規模校か?

4回に渡って大規模校、小規模校のメリット、デメリットを見てきました。大学選びのポイントの再確認もできたかと思います。では、大規模校、小規模校、どちらが良いのでしょうか?

大規模校、小規模校の比較でみなさん気づかれたと思いますが、両者のメリット、デメリットは相反するものばかりです。


●1クラス人数

 大規模校…多い

 小規模校…少ない


●クラスのレベル分け

 大規模校…多い

 小規模校…少ない


●日本人の人数

 大規模校…多い

 小規模校…少ない


●留学生の国籍

 大規模校…多い

 小規模校…少ない


●コスト

 大規模校…高い

 小規模校…安い


●選択科目

 大規模校…豊富

 小規模校…皆無


●互相学習の相手

 大規模校…確保しにくい

 小規模校…確保しやすい


●1人部屋

 大規模校…確保しにくい

 小規模校…確保しやすい


●教師、スタッフとの親密度

 大規模校…低い

 小規模校…高い


まずすべきことは、1校でも多くの大学情報を見ることです。数は本当に少ないのですが、大規模校、小規模校双方のメリットを持った大学もあります。ですが、やっぱり少ないんですよね。そういう大学って。そうなるとやはり、「優先順位」、「妥協ライン」がポイントになってきます。

最優先条件が選択科目の充実であれば、迷うことなく大規模校を選ぶべきです。小規模校を選んだら絶対に後悔することになります。逆に1クラス人数にこだわるのであれば、どう考えても小規模校です。


留学先の大学を選ぶのって、引越しに似てるんです。すべての条件が揃った部屋ってなかなかないですよね。すべてベストを求めていたら、永遠に留学はできません。優先順位を明確にする。100%は無いことを知る。どこかで妥協する。これが大学選びで必要な姿勢です。


【今回のまとめ】

1)大規模校と小規模校は相反する環境

2)双方の良いとこ取りは不可能

3)優先順位の明確化と、どこかでの妥協が必要

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