HSKと中国語検定、どっちが就職に有利?
中国語検定、略して中検ですが、実は日本にしかありません。日本人が日本人の中国語力を評価するために作った。それが中検なんです。なもんで、中国人は中検なんて知りません。中国で就職する際には役に立ちません。ところが、日本では知名度が高いですよね。
これに対してHSK。これは中国政府が作ったものです。中国国内をはじめとして、世界各国でも試験が行われています。中国で就職する場合、このHSKが中国語力評価の基準です。ところが、日本では知名度で中検に劣ります。
そうは言いつつ、中国に関係する企業で、中国関係の人材を採用とするところならば、少なくとも人事の人はHSKを知っています。なので、そういうところに就職するならば、HSKがあればOKではないか、と。もちろん、両方持ってるのが手堅いですが。
せっかく中国に留学するんですからね。留学生活の締めくくり、勉強のペースメーカーの意味でも、中国でHSKを受けてみても良いのでは?