さて、今回は節約術の基本についてです。基本的な考え方、態度、姿勢などをお話します。
まず一つ目 ●自分でできることは自分でする:留学を検討してから現地に到着するまで、様々な出費項目があります。自分でできることはないだろうか? 常にこの視点が必要です。
二つ目 ●あらゆる出費項目を疑ってみる:なにせ初めてのことですから。よく分からなくて、さらに不安で。ついついよく考えずに払ってしまう。本当にこれって、お財布を開く必要があるの? 払わなくても良いんじゃないの? この意識を持ち続けてください。
そして、一番大切な三つ目 ●論理的に冷静に考える
例を挙げましょう。中国への渡航、中華系の航空会社はなんとなく不安。やっぱり日系にしておこうか… こういう方が未だにいらっしゃいます。けどこの心配って、客観的根拠を欠いた、非論理的な思考なんです。まず、そもそも、飛行機なんてめったに落ちるものではありません。(統計を調べてみればすぐに分かります。)
◆機内食が日系の方が美味しい。そんなことのために数万円も余計に払いますか? 所詮は機内食でしょ?
◆日系の方がCAの対応が良い。確かに私もそう思います。けど、機内でCAと接する機会って何回あります? ○搭乗するとき、○ドリンクをもらうとき、○機内食が配られるとき、○降りるとき、だいたいこれくらいでしょ。10回も20回も接する機会があったら、それはストーカーですよ。笑 たかが数回のために数万円も余計に払う価値があるのか?
もう一つ例を。ビザ申請、代行業者に頼めば、安くて6,000円(返送料込み)です。自分で大使館に行けば3,000円です。むむむ!自分で行った方が3,000円安い! で、自分で行こうとする。冷静に考える必要アリです。
大使館には申請と受取りで2回行く必要があります。ってことは…、片道の交通費が750円を超えるならば、代行業者に頼んだほうが安くつきますよね。
お金って、感情で守るものではありません。理性と論理で守るんです。
【今回のまとめ】
1)自分でできることは自分でする
2)あらゆる出費項目を疑ってみる
3)論理的に冷静に考える