報名費の振込み 「中国留学ゼミナール」

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014:報名費の振込み

報名費とは、「中国の大学に支払う入学手数料」のことです。これはほとんどの大学が必要としており、金額も400元のところがほとんど。ですから、報名費自体では大きなコスト削減は図れません。

問題は、その支払い方です。中国の大学の口座に日本から送金する。つまり、海外送金です。これが高い!普通の銀行はまず手数料が安くても4,000円は取られます。さらに銀行によっては、相手側銀行の手数料で2,000円以上取られたり。

また、人民元でストレートに送金できず、日本円を米ドルに換えて、それを人民元に換えて送金する。つまり、両替手数料を二重に取られところが多い。ですから、送る報名費よりも、送金手数料のほうが高くなっちゃうんです。爆


手数料でいえば一番安いのは郵便局です。(2,500円) ところが、郵便局では中国への人民元送金はできません。米ドルだけです。中国の大学は3年くらい前までは報名費を米ドルで送れました。ですが、最近では米ドルで送れる大学は皆無です。だから、郵便局は使えない。

じゃあ、どうするか?「現地に着いてから報名費を払う。」 こうすれば送金手数料はゼロですみますよね。問題は、それをどうやって中国の大学に伝え、いかにして了承してもらうかです。特に上海など都市部の大学ではハードルが高い。

入学申請をすると、大学はビザ取得に必要な書類を送ってきます。で、この書類でビザだけ取って、実際には留学せず、不当に中国に滞在する。こういう偽造留学生が都市部で増えています。大学がビザ関係書類を作るには当然、手間ひまと費用が発生します。それで結局、留学しないとなると、大学側はまるまる損。そのため、「報名費を入金しないとビザ書類は出さない」という大学が都市部を中心に増えてきています。


前回、申請書類でのバトルをお話しましたが、「中国留学情報」は報名費でもバトルしてます。笑)「現地到着後払いで良いじゃんか!」、「うちのお客さんは今までノートラブルだろ!」、「分かった。もし実際に留学しなかったら、うちが報名費払うよ!」 ほとんどの大学は、弊社のお客様については現地払いで了解してくれるのですが。一部ですけどあるんですよね。事前払いじゃないとダメ!って大学が。

そういう大学については、お客様から弊社の日本の口座に日本円で払ってもらい、弊社が人民元で中国の口座に振り込む。という方法を採っています。日本の口座への振込みであれば、数百円ですみますから。


【今回のまとめ】

1)報名費の海外送金は手数料が数千円かかる

2)現地払いにしてもらうように交渉すべし

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