お金の持ち込み方 「中国留学ゼミナール」

戻る 「中国留学情報」 Home
TOP画像

026:お金の持ち込み方

中国留学1年にかかるお金は約100万円。このうち、ビザ取得やチケット、海外保険など、日本国内で使うお金が約20万円です。差し引き80万円が中国で使うお金になります。さてさて、この80万円をいかにおトクに持ち込むか。今回から数回に分けて見ていきましょう。今回は現金持込について考えてみます。


現金持込とは読んで字の如く。日本円の現金をそのまま持ち込み、必要な都度、現地で人民元に両替します。中国の銀行の両替手数料は3%前後。一般的なトラベラーズチェックと大差ありません。発行の手間などを考えると現金持込のほうが便利です。留学生寮の部屋の中に現金を置いておくのは不安。という方の場合、現地の銀行で口座を開けばOK。中国の銀行口座は日本円のまま預金できます。

もう少し具体的に話をしましょう。例えば、1年間の生活費として80万円持込むとします。日本から飛行機で中国の空港に到着。人民元が手元にまったくなしってのは困りますよね。当日の夜、ごはんも食べられませんから。しかし、空港の両替レートは割高です。ここでは1,000元程度だけ両替します。迎えの人に連れられて大学に到着。学費、寮費はほとんどの大学で翌日払いで大丈夫。払えと言われても、無い人民元は払いようがないですし。笑

翌日、大学の人に聞いて市内の銀行へ。そこで、学費、寮費と、当座の生活費を両替。同時に口座を開いて残りの日本円を貯金。もちろん、日本円のままでです。大学に戻って学費、寮費を支払う。あとは必要な都度、銀行で日本円を人民元に両替して出金。帰国時に余った日本円を出金して終わりです。


注意点は2つ。

まず、中国の銀行は常に長蛇の列です。30分待ちとか普通です。毎回これを繰り返すのは面倒ということならば、例えば30万円分をレートの良いときに人民元に換え、そのまま口座に残す。口座の中で日本円から人民元に両替するということです。で、お金が必要なときにATMで出金。30万円分がなくなったら、また両替を繰り返す。これだと、毎回長蛇の列に参戦しなくて済みます。

もう一つの注意点。最後の帰国時の出金ですが、特に地方の小さな銀行では日本円を常備していません。直前に行っても日本円で出金できない可能性が大ですので、早めに出金した方が良いでしょう。


ということで、現金持込が一番手間がかかりません。私は全額現金持込で留学しました。とはいえ、なんか危なそうだなぁ、と感じる方も多いと思います。次回以降、いくつかの方法を見ていきます。


【今回のまとめ】

1)現金持込が一番ラクチン

2)学費、寮費は到着翌日支払いでもOK

ページトップへ
ページトップへ

ご質問・お問合せ

400大学以上を見てきた中国留学のプロがあなたの疑問にお答えします。ちょっとした疑問もお気軽にどうぞ!

ご職業
中国語レベル
ページトップへ
©since2006「中国留学情報」