お金の話をもう一つ。クレジットカードについてです。
日本ではもはやクレジットカードなしの生活なんてまったく考えられませんよね。「カード」といえばクレジットカードを指すほどです。
これに対して、中国ではまだまだクレジットカードは普及していません。使えるのは、空港とか百貨店とか、外国人がよく泊まるような高級ホテルとか。ごく一部に限られています。
大学の中の商店は言うまでもなく、大学近辺の食堂とかお店とか、さらに市内の大き目のスーパーとか、ほぼ100%、クレジットカードは使えません。つまり、留学生がクレジットカードを使う機会は皆無なんです!
にもかかわらず、それを知らずにカードを中国に持ってきて、部屋に置きっぱなしというわけにもいかないから財布に入れ、バスの中で財布ごとカードもすられてしまった。そんな事件が絶えません。どうせ使う機会は限りなくゼロです。留学の際にはクレジットカードは持込まない方が良いです。ホントに使う場所がないですから。
ちなみに、中国ではデビットカードが日本よりはるかに普及してます。銀行で作ってもらったキャッシュカードは、最初からデビットカード機能が付いています。大きなスーパーではこれが使えます。レジでキャッシュカードを出せばスキャンしてくれて、支払い分が銀行口座から引き落とされます。留学中に旅行する場合、3つ星以上のホテルや、ビジネスホテルチェーンでも、このデビットカードでの支払いが可能です。
【今回のまとめ】
1)留学中にクレジットカードを使う機会は限りなくゼロ
2)クレジットカードは日本に置いておくべき
3)デビットカードは日本よりも普及している