特に節約には関係ないのですが、中国での銀行口座開設について述べておきます。
●留学生でも開設できる?
中国の銀行では外国人でも口座を開設できます。
●必要なものは?
パスポートだけです。日本と違って、ハンコは必要ありません。
●住所は?
留学生寮の住所で大丈夫です。
●キャッシュカードは?
その場で発行されます。暗証番号は6桁です。また、最近はネットバンキングが普及してきたため、通帳が発行されないこともあります。
●外貨預金は?
日本円のまま預金することが可能です。レートの良いときに口座の中で人民元に換えることもできます。
以上が基本的な話です。
さてさて、銀行口座を開設するメリットはあるのか?これが微妙です。
◆海外送金を利用する
日本の家族から生活費を送金してもらう。この場合は受取り口座が必要ですので、中国の銀行に口座を開く必要があります。
◆滞在費を現金で持込む
この場合も寮の部屋に現金を保管するのは心配ですからね。口座を開いて円貨で預金した方が良いでしょう。
◆滞在費はT/C、I/Cを利用する
これですよ。微妙なのは。T/C(トラベラーズチェック)を利用するならば、口座を開く必要はないです。1万円とか小額のT/Cで持込めば良いだけです。
I/C(インタナショナルカード)で生活費を引き出す場合、中国のATMでは1回に最大3,000元が引出し上限です。1回ごとに手数料が発生しますので、月に何度か3,000元ずつ引き出すのがおトク。それをわざわざ銀行に預金して、また小額ずつ引き出すか?面倒ですよね。
というわけで、T/C、I/Cメインならば、現実問題としては口座を開設する必要はないと思います。
とは言うものの。なんか、中国の銀行口座って持ってみたいじゃないですか。日本に帰って誰かに見せたいし。笑
中国の銀行で口座を開くのは簡単です。パスポートを持って銀行に行き、紙に「開[貝長]戸」と書いて見せれば、あとはなんとかなります!
【今回のまとめ】
1)留学生でも簡単に銀行口座を開設できる
2)T/C、I/Cメインの人は口座がなくても困らない