留学の目的? 決まってるじゃん、中国語を身につけることだよ!
確かにその通りなんですが、もうちょっと細かく、具体的にする。なぜかというと、それによって選ぶ大学が変わってくる。また、大学を選びやすくなるんです。
「中国語を身につける」その中身は人によって実は違います。そして、それによって大学選びのポイントが変わってきます。
「ゼロからのスタート」この人の場合、初級班が漢字圏クラスと非漢字圏クラスに分かれている。そんな大学があればベストです。欧米人やアフリカ人中心のクラスだと、漢字の書き方に多くの時間が取られたりします。「山」って漢字の意味を説明されたり。苦笑 日本人、韓国人にとっては退屈でしょうがない。時間の無駄をなくしたいなら、日本人、韓国人を別のクラスにしてる大学のほうが良いです。
「中級者が高級を目指す」であれば、高級班があることが絶対条件ですよね。留学生数が少ない小規模校では、最上位クラスでもHSK6級レベルだったりします。本当に自分の望むレベルのクラスがあるのか、このチェックが絶対必要ですよね。
「ビジネス中国語を勉強したい」言うまでもなく、ビジネス中国語クラスのある大学を選ぶ必要がある。
「会話を強化したい」「HSKで8級を取りたい」「簡単な日常会話ができれば十分etc」 漠然と「中国語を身につける」ではなく、もうちょっと掘り下げてみる。できるだけ細かく、具体的に。
「留学終了後に中国で働きたい」どこで?
「定年退職後に中国でゆっくり暮らしたい」どんな暮らし方?
そうすることで、大学選びが一気に進みだします。数百の大学から漠然と選ぶのではなく、自分の目的に合った大学を探せるようになるんです。
【今回のまとめ】
1)漠然とした目的では大学は選べない
2)目的はできるだけ細かく具体的に
3)そうすることで大学を選びやすくなる