上手な勉強方法は? 「中国留学ゼミナール」

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036:上手な勉強方法は?

Q&A直前スペシャルも最終回です。今回は、上手な勉強方法です。勉強方法は人によります。目的にもよりますよね。以下は私が考える、そして実践した方法です。みなさんも自分なりの方法を考えてみてください。

私の勉強方法について、まず、前提とする考え方です。


●文法は独学、授業を当てにしない

中国語で説明されても完璧理解はムリ。日本語で書かれた文法書の方が分かりやすい。文法だけ詰め込んでも会話はできない。


●HSKは独学

所詮はセンター試験のようなもの。パターンをつかめば聴力以外は解ける。


●聴力、会話力重視

聞けて話せないと語学なんて無意味。中国留学のメリットは聴力、会話力養成。


で、具体的にどうやったか。


●授業中は聞き、話すことに専念

授業科目一切関係なしです。文法だろうと作文だろうと、とにかく、聞き、話すことに注力しました。


●月~土まで毎日互相学習

言うまでもなく、聴力、会話力のためです。


●夜は単語力強化

毎週200単語覚えました。同時に前の週に覚えたのを忘れていきましたが。笑


こうすると、平日は一切時間がなくなります。まず、復習の時間が取れなくなる。そこで、


●予習重視

とにかく予習の完成度を上げました。分からないところが一つ二つになるまでやりました。で、分からないところは授業中の質問で解決。完璧に予習したあとで授業を受けるのですから、授業自体が復習になる。この方法で、復習の時間をゼロにしました。ついでに、予習の時に練習問題も全部やりましたので、日々の宿題の時間もほぼゼロでした。

よく、授業で分からなかったところや宿題を、互相でやる人がいるんですが、これ、間違いですよ。互相は聴力、会話力アップに使うものです。授業で分からないところを残したらダメです。授業中に質問して解決すべきです。


●1週間分の予習を土日ですべて終わらせる

これがかなりきつかったです。でもこれをしたから、平日は互相に専念することができました。

でも、やっぱり限界があるんです。予習が追いつかなかったり、授業中にどうしても解決できなかったりする。そこで、


●クラスを1レベル下げる

クラス分けテストで中級クラスといわれたのですが、あえて1レベル下のクラスにしました。そのため、予習の負担を減らせましたし、分からないところも少ないから、授業中は聞き、話すことに注力できました。そもそも文法は独学でやることにしてましたので、レベルが下がっても問題はなかったです。


HSK対策は試験1ヶ月前に問題集を10冊くらい買って、集中的に解きました。分からないところは休み時間に先生に聞く。この方法で、聴力以外の3科目は、すべて当時の8級に合格しました。え?聴力ですか。聞かないでください。笑

私のやり方はかなり思い切った方法だったのですが。ご参考になりましたでしょうか?自分に合った学習方法を確立して、ぜひ、留学の成果を挙げてください!


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