インターナショナルカード 「中国留学ゼミナール」

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029:インターナショナルカード

インターナショナルカード(以下I/C)ってご存知ですか?ちょっと聞きなれない言葉ですよね。I/Cとは「海外で使えるキャッシュカード」のことです。どういう仕組みかといいますと…

1.日本の銀行でI/Cを作る

2.中国のI/C対応のATMにカードを入れる

3.例:1,000元を引き出す

4.ATMから人民元で1,000元が出てくる

5.日本の銀行口座から1,000元分の日本円+手数料が減る

つまり、「日本の銀行口座にある現金を、海外で現地通貨で引き出せる」ってことです。いやぁ、世の中便利になりましたね。


このI/Cの良い点は、

1.海外で現金を持ち歩かなくて良い

2.現地通貨で引き出せる

3.銀行窓口の長蛇の列に参戦しなくて済む

デメリットは、

4.両替手数料以外に、I/C利用の手数料を取られる

5.使えるATMが限られる

5.についてですが、確かに大学近所に使えるATMがウジャウジャあるわけではないです。地方都市では市内で一番大きい銀行にしかなかったりします。とはいうものの、そんなにしょっちゅう使うものでもないですからね。月に一度、市内に買い物に行くついでにおろせば良いわけです。


では、手数料についてはどうなのか?これが銀行によって大きく異なります。まず、I/Cの発行手数料を取る銀行があります。3,000円とか取られたりします。また、預金残高が少ない場合、口座維持費を取られる銀行もあるんです。

結局のところ、どの銀行のI/Cがおトクなのか?細かく調べているのが下記のサイトです。病的に粘着質ともいえるしつこさで調べてます。笑

http://yousworld.com/marugoto/htm/soukin02.htm

私の知る限り、このサイトが日本で一番詳しく調べてます。一見の価値ありです。

結論から言いますと、

1.スルガ銀行Knt!トラベルキャッシュ

 【手数料:1.63%】

2.イーバンク銀行マネーカード

 【手数料:2.94%】

3.新生銀行パワーフレックス

 【手数料:4.00%】

これが日本のお得なI/Cトップ3です。


私は今までずっと第3位の新生銀行を使ってました。手数料4%といっても、それでも現金を持込んで中国の銀行で両替する場合(約3%)と大差ないですからね。100万円換えて1万円の違いでしょ。まぁ良いか、と特に気にせず使ってました。ただ、みなさんに紹介する以上、やっぱり自分でも使ってみないとなぁ、と思いまして。スルガとイーバンクについてもI/Cを作ろうと、今回、意を決してチャレンジしてみました。

結論:気の短い人にはスルガはおすすめしません。笑

とにかく手際が悪い!申込書を送ってもらうだけで、上海から2回電話しました。申込書の記入も、必須記入項目が分かりにくくて、また電話。本人確認の書類もイーバンク、新生は1つだけなのに、スルガは2つも必要。しかもそのうちの一つは電気や水道など公共料金の支払い明細書なのですが、それに住所が書かれてないとダメだというのです。

うちの実家は大阪ガス、関西電力なんですが、両社の明細書には、住所は書かれていません。水道料金はマンションの管理会社がまとめて請求。これには住所が書かれているのですが、スルガ銀行に電話で確認したところ、水道局が発行した明細書ではないのでダメ、と。

じゃぁ、どうすりゃ良いのと聞くと、ガス会社か電気会社に連絡して、住所が書かれた明細書を再発行してもらって、それを送るように、と。バカバカしくなってやめました。笑

ということで、暇でのんきで気長な人にはスルガ銀行、私のような人にはイーバンクか新生銀行がおすすめです。(なんちゅう結論や!笑)


【今回のまとめ】

1)I/Cは使い勝手は一番良い

2)銀行を選べば現金やT/Cよりもおトク

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