現地サポートの利用価値1 「中国留学ゼミナール」

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033:現地サポートの利用価値1

現役の留学エージェントの立場で見る留学エージェントの利用価値。第3回は、4.エージェントが留学先で提供するサービス、について考えます。これは一般に「現地サポート」と呼ばれるものです。内容が多いですので、3回に分けて検証します。第1回は現地到着当日の現地サポートです。


当日の現地サポートは2つに分けられます。1つは空港への出迎えサポートです。空港で利用者を待ち受け、大学まで連れて行ってくれるものです。もう1つは入学・入寮手続きのサポートです。大学や寮で、利用者が手続きをするのを手伝ってくれます。この2つはセットにしているエージェントが多く、料金は3万円前後です。私はこれらの現地サポートは必要ないと考えています。

まず、空港出迎えですが、ほとんどの大学が無料で行っています。入学申請のときに大学に出迎えを依頼し、チケット手配後に日程などを連絡すれば、空港で大学スタッフが待っていてくれます。3万円も払う必要はありません。

北京や上海など大都市の大学や、留学生数が非常に多い大手大学では、空港への出迎えをしていないことが多いです。この場合はタクシーでの移動がおすすめです。大学名と住所を紙に書いて渡せば行ってくれます。

ぼったくられるのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが最近はタクシー業者への規制が厳しいため、実はそれほどぼられることはありません。仮にぼったくられたとしても、そもそも空港から各大学へは200元前後で着きます。倍ぼられたとしても500元にもなりません。ですから、確実に3万円以内で到着できるのです。


次に入学・入寮手続きです。まず、大学に迎えに来てもらった場合、大学スタッフがそのまま寮まで連れて行ってくれます。他の留学生と一緒に手続きをすれば良いだけです。大規模校でタクシーなど自力で行った場合であっても、大規模校は留学生の扱いに慣れてますので、それほど困ることなく手続きはできます。これが現場の現実です。

もちろん、中国は日本とは違います。日本並みの至れり尽くせりは期待できません。空港に迎えに来てもらったものの、他の人が揃うまで何時間か待たされたり、手続きの手際が悪かったりということはあります。それがイヤだな、という方は、これらの現地サポートを利用するのも手だと思います。

ですが、空港で待っている間に、大学スタッフと片言の中国語で会話をしてみたり、他の国から来た留学生と交流してみたり、時間をつぶせないことはないわけです。また、手続きで分からないところは、前学期からいる留学生に助けてもらったり、他の新入生と一緒に電子辞書片手に頑張ってみたり、解決できないという問題でもないんです。


ですから、それらの手間や不安がどうしてもイヤという人は別として、到着当日の現地サポートはなくても済むと私は考えています。


【今回のまとめ】

1)空港出迎え+入学手続きでサポート料は3万円前後

2)ほとんどの大学は無料で迎えに来てくれる

3)入学・入寮手続きは自力でなんとかなる

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