現地サポートの利用価値2 「中国留学ゼミナール」

戻る 「中国留学情報」 Home
TOP画像

034:現地サポートの利用価値2

前回に続いて現地サポートについてです。今回は到着翌日のサポートを考えます。到着翌日のサポートには次のようなものがあります。

●大学周辺の案内

●銀行口座の開設

●携帯電話の購入・契約

エージェントによって内容に差がありますが、だいたい2~3万円程度です。


このサポートですが、私はまったく必要ないと考えています。サポートすべきではないというのが私の本音です。

まず、大学周辺の案内ですが、どこを案内してくれるかというと、郵便局や銀行、スーパーがどこにあるか、といったものです。自分で散歩すりゃ良いでしょ?笑

小学生のガキンチョじゃないんですから。自分でうろちょろ歩き回れば良いんですよ。歩いてるうちに、地図が欲しいなぁ、となります。きっと。じゃぁ、適当なお店に入って、地図があるか?と、片言の中国語と筆談で聞けば良いんです。到着直後ですから、生活用品を買いにスーパーに行きたい。まずは寮にいる他の学生に聞いてみれば良い。または寮の管理人に聞いてみるのも良いでしょう。間違いなく問題は解決します。

とてもじゃないですが、お金を払って人に教えてもらうようなことではないです。それどころか、これが学びの機会を奪っています。片言のやり取りで大変なのは大変ですよ。ですがそれを通じて単語を覚え、聴力を鍛え、会話力を養うわけです。せっかくの学びの機会なのに、わざわざお金を払ってその機会を失う。私には理解できません。

銀行口座の開設、携帯電話の購入も同様です。例えば、前学期からいる留学生に聞いたり、他の留学生に尋ねてみたり。いくらでも解決の方法があります。特に携帯電話は誰もが必要に感じます。ですから、新学期が始まると、必ずクラスの中で、「どこで買うの?」「どうやって買った?」というやり取りが起こります。で、クラスメートに教えてもらったり、クラスメート達と一緒に買いに行ったり。銀行口座の開設も携帯の購入も絶対にできるんです。

「中国留学情報」のお客様は、みなさんかなりマニアックな大学に行かれます。日本人が1人もいないとか、留学生が自分以外1人もいないとか。それでもみなさん、クラスメートと助け合ったり、日本語学科の学生についてきてもらったり、なんだかんだして1人残らず問題解決されています。


私、思うんですが、こういうことを通して言葉が身についていくだけでなく、中国人の行動傾向を実体験したり、中国のやり方に慣れていったりするのではないでしょうか?大学の近所を見てまわる、銀行口座を開設する、携帯電話を買う、すべて学びの機会なんです。その機会を我々留学業者がお客様から奪い、自らの収益に換えてしまう。これってやっぱりおかしいんじゃないかなぁ…

まぁ、それらが面倒って方もいらっしゃるでしょうから、そういった方向けのサービスってんなら、それはそれでアリなんでしょうが。


【今回のまとめ】

1)大学周辺は自分で散歩すれば良い

2)銀行口座、携帯購入は自分でできる

3)中国ではすべての経験が学びの機会

ページトップへ
ページトップへ

ご質問・お問合せ

400大学以上を見てきた中国留学のプロがあなたの疑問にお答えします。ちょっとした疑問もお気軽にどうぞ!

ご職業
中国語レベル
ページトップへ
©since2006「中国留学情報」