現地調査日:2010年04月23日
最終更新日:2012年10月12日
※12年秋学期実績:12年10月12日更新
#1 2部屋で共用 #2 1年目は不可
※11年11月08日更新
以下、10年04月28日掲載
●万州区は重慶市中心部からバスで4時間弱に位置する重慶市北部の中心都市であり、市中心人口は80万人を超える。古くから長江の水運で栄え、山の中とは思えない大きな町である。北京、上海などとは空路で結ばれている。
●重慶三峡学院は元は1956年に創設された中学校教員養成を目的とした師範専科学校であった。1994年に本科大学となり、現在の学生数は13,000人である。
●留学生の受け入れは2005年に始まったが、諸外国の提携校、仲介業者といった太いパイプがないため、留学生は知人の紹介で来るといったパターンがほとんど。2010年春学期はわずか2人だけである。日本人留学生は在籍したことがない。
●2009年から外国語学部に日本語学科が設置され、30人の学生が在籍している。2010年度は60人を募集し、合わせて90人になる予定。
●留学生専門の寮はなく、外国人教師用の宿舎を利用している。2LKタイプでキッチンがついているほか、2つの個室とリビングそれぞれにエアコンがついている。1人で占有しても月額800元と非常に安い。
●大学周辺にはスーパーや銀行のほか、学生向けの安い食堂も多い。また、大学からバスで15分ほどのところが市の中心繁華街なので、生活で不便することはない。また、物価は明らかに安い。
●一般市民の日常語は四川語で、普通話を話す時も明らかに訛っている。また、学生は重慶、四川出身者が多数を占めるため、学生同士の会話も四川語が主流である。ただし、学生が話す普通話は標準的であった。
●授業コマ数が少ないが、これについては学生から要望があれば14コマまでは増やせる。それ以上については来学期以降に向けて検討を進めるとのこと。
●日本語学科を設置したものの、日本人教師1人を除いて街に日本人がおらず、学生は日本人との交流に渇望している状態。来期も日本人が留学する予定はないので、確実に多数の会話練習相手を確保できる。
●普通話が訛っていることや、留学生受入れの歴史が浅くノウハウの集積がない点などは否めないが、日本人がいない環境で多くの会話練習相手を確保でき、まさに中国語付けの日々を過ごせる。
●そういった環境で短期間に多少ブロークンでも中国語会話の実戦力を身に付けたいという人には、コストの安さも含めて一つの選択肢になるのではないか。
※重慶三峡学院のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。
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以下、10年04月28日掲載
●万州区は重慶市中心部からバスで4時間弱に位置する重慶市北部の中心都市であり、市中心人口は80万人を超える。古くから長江の水運で栄え、山の中とは思えない大きな町である。北京、上海などとは空路で結ばれている。
●重慶三峡学院は元は1956年に創設された中学校教員養成を目的とした師範専科学校であった。1994年に本科大学となり、現在の学生数は13,000人である。
●留学生の受け入れは2005年に始まったが、諸外国の提携校、仲介業者といった太いパイプがないため、留学生は知人の紹介で来るといったパターンがほとんど。2010年春学期はわずか2人だけである。日本人留学生は在籍したことがない。
●2009年から外国語学部に日本語学科が設置され、30人の学生が在籍している。2010年度は60人を募集し、合わせて90人になる予定。
●留学生専門の寮はなく、外国人教師用の宿舎を利用している。2LKタイプでキッチンがついているほか、2つの個室とリビングそれぞれにエアコンがついている。1人で占有しても月額800元と非常に安い。
●大学周辺にはスーパーや銀行のほか、学生向けの安い食堂も多い。また、大学からバスで15分ほどのところが市の中心繁華街なので、生活で不便することはない。また、物価は明らかに安い。
●一般市民の日常語は四川語で、普通話を話す時も明らかに訛っている。また、学生は重慶、四川出身者が多数を占めるため、学生同士の会話も四川語が主流である。ただし、学生が話す普通話は標準的であった。
●授業コマ数が少ないが、これについては学生から要望があれば14コマまでは増やせる。それ以上については来学期以降に向けて検討を進めるとのこと。
●日本語学科を設置したものの、日本人教師1人を除いて街に日本人がおらず、学生は日本人との交流に渇望している状態。来期も日本人が留学する予定はないので、確実に多数の会話練習相手を確保できる。
●普通話が訛っていることや、留学生受入れの歴史が浅くノウハウの集積がない点などは否めないが、日本人がいない環境で多くの会話練習相手を確保でき、まさに中国語付けの日々を過ごせる。
●そういった環境で短期間に多少ブロークンでも中国語会話の実戦力を身に付けたいという人には、コストの安さも含めて一つの選択肢になるのではないか。
※重慶三峡学院のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。