現地調査日:2008年12月08日
最終更新日:2010年04月13日
※10年春学期実績:10年04月13日更新
#1 スペイン、ポルトガル、カザフスタン、インドネシア、フィンランド、オーストラリア、オーストリア、フランス、マレーシア各1人
以下、07年05月21日掲載
●昆明は春都と呼ばれ、1年を通して気候が温暖である。取材時は5月下旬であったが長袖のシャツに薄いジャケットを羽織ってちょうど良いくらいの涼しさであった。真夏でも最高気温は27度前後で30度を超えることはまれ。平均気温は22度前後のこと。また冬も最低気温が零下になることはめったになく、平均して10度前後。真冬でも最高気温が20度近くまで上がることがあるということだ。
●このため一般の住居にはエアコンがない。留学生事務所にもエアコンはない。
●蓮花校区では46人の語言生に対して7クラスが開設されているため、1クラスの平均人数は7人足らず、最も多いクラスでも10人である。
●また留学生の国籍構成でも極端に人数の多い国というのがない。日本人も07年春学期は1人だけであり、クラスメートと自然と中国語で会話をする環境となっている。
●カリキュラム上の最大の特色は授業が週に12コマしかないことである。学校にあまり縛られずに互相学習など学外の活動に時間を割きたい留学希望者には良いだろう。授業時間が少ないため学費も半年で3,800元と抜群に安い。
●雲南省は中国最多の26の少数民族が暮らし、観光スポットも多い。夏休みなどを利用して観光を楽しむにも適している。
●中国人学生寮に入寮する場合は早めに連絡をすること。9月になると中国人の新入生が入寮するため、空室は基本的になくなる。
以下、08年12月10日加筆
●昆明市の南東1時間半ほど離れた呈貢県に学園都市が作られ、2年ほど前から昆明市の大学が徐々にこちらに移動を始めている。この大学でも今年の9月から1年生が新校区に移動し、来年9月からは1・2年生が新校区となる。昆明市の大半の大学は、大学院生など一部の学生を残して数年内に新校区へ移動するものと見られる。語言の留学生は市内に残るはずなので、徐々に互相相手を見つけにくくなる可能性がある。
●初級2班以上に開設されている科技漢語と経済漢語は、本科を目指す学生のために設けられており、純粋な語言生はあまり受講していない。このため、実質の授業時間数は週当たり16コマと考えた方が良い。
●その代わり、1学期5,300元という全国でも最安値に入る学費である。空いた時間を有効活用する工夫さえできれば、コストを低く抑えたい留学希望者にはメリットがある。
●中国人学生と一緒に同じ寮(4人部屋)で生活できるのが大きな特徴で、現在でも30人ほどの留学生が中国人学生と一緒に暮らしている。ただ、住居環境としてはやはり劣る。
●いわゆる留学生寮がなく、初めて中国に来る初級レベルの留学生にいきなり学外に部屋を借りるのはハードルが高い。このため、中国人学生寮以外に選択肢がないというのがこの大学の弱みだった。
●今回、大学側と協議し、事前に大学に依頼すれば、部屋を一緒に探してくれる学生を無料で手配してもらえることになった。大学近辺には空き物件が多いため、1週間前後で見つかるだろうとのこと。2DKで相場は月額1,000元前後。見つかるまでは学内のホテルを使うことができる。
●日本語学科がないなど互相相手探しには工夫が必要であり、授業数も一般的な大学に比べると少ない。しかし、学費が安く、学外に住むサポートも得られる。雲南省に興味がある留学希望者には検討価値のある留学先候補といえる。
以下、10年04月13日加筆
●語言留学生の教育は2キャンパスで行われており、留学生数など掲載データはその合計値である。
※昆明理工大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。
400大学以上を見てきた中国留学のプロがあなたの疑問にお答えします。ちょっとした疑問もお気軽にどうぞ!
以下、07年05月21日掲載
●昆明は春都と呼ばれ、1年を通して気候が温暖である。取材時は5月下旬であったが長袖のシャツに薄いジャケットを羽織ってちょうど良いくらいの涼しさであった。真夏でも最高気温は27度前後で30度を超えることはまれ。平均気温は22度前後のこと。また冬も最低気温が零下になることはめったになく、平均して10度前後。真冬でも最高気温が20度近くまで上がることがあるということだ。
●このため一般の住居にはエアコンがない。留学生事務所にもエアコンはない。
●蓮花校区では46人の語言生に対して7クラスが開設されているため、1クラスの平均人数は7人足らず、最も多いクラスでも10人である。
●また留学生の国籍構成でも極端に人数の多い国というのがない。日本人も07年春学期は1人だけであり、クラスメートと自然と中国語で会話をする環境となっている。
●カリキュラム上の最大の特色は授業が週に12コマしかないことである。学校にあまり縛られずに互相学習など学外の活動に時間を割きたい留学希望者には良いだろう。授業時間が少ないため学費も半年で3,800元と抜群に安い。
●雲南省は中国最多の26の少数民族が暮らし、観光スポットも多い。夏休みなどを利用して観光を楽しむにも適している。
●中国人学生寮に入寮する場合は早めに連絡をすること。9月になると中国人の新入生が入寮するため、空室は基本的になくなる。
以下、08年12月10日加筆
●昆明市の南東1時間半ほど離れた呈貢県に学園都市が作られ、2年ほど前から昆明市の大学が徐々にこちらに移動を始めている。この大学でも今年の9月から1年生が新校区に移動し、来年9月からは1・2年生が新校区となる。昆明市の大半の大学は、大学院生など一部の学生を残して数年内に新校区へ移動するものと見られる。語言の留学生は市内に残るはずなので、徐々に互相相手を見つけにくくなる可能性がある。
●初級2班以上に開設されている科技漢語と経済漢語は、本科を目指す学生のために設けられており、純粋な語言生はあまり受講していない。このため、実質の授業時間数は週当たり16コマと考えた方が良い。
●その代わり、1学期5,300元という全国でも最安値に入る学費である。空いた時間を有効活用する工夫さえできれば、コストを低く抑えたい留学希望者にはメリットがある。
●中国人学生と一緒に同じ寮(4人部屋)で生活できるのが大きな特徴で、現在でも30人ほどの留学生が中国人学生と一緒に暮らしている。ただ、住居環境としてはやはり劣る。
●いわゆる留学生寮がなく、初めて中国に来る初級レベルの留学生にいきなり学外に部屋を借りるのはハードルが高い。このため、中国人学生寮以外に選択肢がないというのがこの大学の弱みだった。
●今回、大学側と協議し、事前に大学に依頼すれば、部屋を一緒に探してくれる学生を無料で手配してもらえることになった。大学近辺には空き物件が多いため、1週間前後で見つかるだろうとのこと。2DKで相場は月額1,000元前後。見つかるまでは学内のホテルを使うことができる。
●日本語学科がないなど互相相手探しには工夫が必要であり、授業数も一般的な大学に比べると少ない。しかし、学費が安く、学外に住むサポートも得られる。雲南省に興味がある留学希望者には検討価値のある留学先候補といえる。
以下、10年04月13日加筆
●語言留学生の教育は2キャンパスで行われており、留学生数など掲載データはその合計値である。
※昆明理工大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。