現地調査日:2012年05月22日
最終更新日:2012年11月21日
※12年秋学期実績:12年11月21日更新
#1 2学期目から可
※12年11月21日更新
以下、06年12月01日掲載
●杭州からバスで1時間の臨安市にある大学。名前は「林学院」だが、法学、経済学、理系学部も備えた総合大学で、外国語学部日本語学科もある。
●街自体は大きくなく、静かな中国の地方都市である。上海や北京のような都会の喧騒とは無縁で、ドップリと「普通の」中国に接する日々を送れる。
●キャンパスは周囲に山が見渡せ、池や川もあり、緑に包まれた美しいもの。建物の高さも低く抑えられているので、圧迫感がなく広々としている。
●留学生部はこじんまりとしたもので、担当教員も3名。商業主義とは無縁のアットホームな雰囲気が漂う。華北、華東は圧倒的に日本人と韓国人留学生が多いのが普通だが、この大学はまだ無名で、海外の提携大学も少ないため、日本人はゼロ、韓国人も1人だけ。強制的に中国語を話さざるを得ない環境になっている。
●留学生が少ないにもかかわらず年齢層が広い。今期は13歳から45歳まで在籍している。また、10代の学生が過半を占めるのも特徴だろう。
●北京など華北は好きじゃない、日本人だらけの大都市の大学も避けたい、小世帯のアットホームな環境で勉強したいという留学希望者におすすめできる。
●逆にクラスが2つだけと少なく、ともに初級レベルであるため、すでにある程度の語学レベルに達していて、さらにレベルを上げたいという希望者にはおすすめできない。
●なお、この大学には中国でも数少ない茶文化学部がある。これは06年02月に中国国際茶文化研究会と共同で設立したもので、茶文化、管理学、茶貿易などの知識を持った人材の育成を目的としており、英語での授業も行われる。残念ながら無試験の進修生コースは設けられていないが、交渉次第で参観などは可能であろう。
以下、07年03月24日加筆
●07年春学期から韓国人は2人になったが、依然として日本人はいない。語言生19人のうち半分以上を東アジア以外の学生が占める。大都市のメジャーな大学では絶対に実現できない環境と言えよう。
●07年春学期から中級クラスが開設された。歓迎すべき傾向だろう。
以下、07年04月02日加筆
●選択科目に発音矯正が追加された。また、前学期まで試験1ヶ月前に週2コマだったHSK補講が、試験2ヶ月前、週3コマに拡大され、補講の時間数が3倍に増えた。地道にカリキュラム内容を改善している様子が伺える。
以下、08年10月13日加筆
●前学期より学生数が減ったにもかかわらず、レベル数、クラス数ともに増やしている。学生の実情に合わせた誠実な対応をしている様子が伺える。
以下、09年11月10日加筆
●寮費が1人部屋1日24元、2人部屋12元と、以前に比べて25%値下げになった。1クラスの人数も相変わらず少ない水準で保たれている。
以下、10年04月22日加筆
●2010年春学期は19人の学生に対して5段階5クラスが開設され、1クラス人数は平均で4人以下となっている。この規模で5段階設置という大学は極めて少ない。
●校名変更が中国教育部より承認され、2010年5月に浙江農林大学に改称される。
以下、11年10月17日加筆
●留学生を管理する部門が国際教育学院に改組された。これに伴い、入学を申請する際に健康診断書の提出が必要となった。留学期間を問わず、入学申請を行う時点で、日本で受診した健康診断書を提出して入学可否の審査を受ける必要がある。
●大学当局との協議の結果、日本では「中国留学情報」の手続き代行の利用者に限り、入学申請時点での健康診断書の提出が免除されることになった。
※浙江農林大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。
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以下、06年12月01日掲載
●杭州からバスで1時間の臨安市にある大学。名前は「林学院」だが、法学、経済学、理系学部も備えた総合大学で、外国語学部日本語学科もある。
●街自体は大きくなく、静かな中国の地方都市である。上海や北京のような都会の喧騒とは無縁で、ドップリと「普通の」中国に接する日々を送れる。
●キャンパスは周囲に山が見渡せ、池や川もあり、緑に包まれた美しいもの。建物の高さも低く抑えられているので、圧迫感がなく広々としている。
●留学生部はこじんまりとしたもので、担当教員も3名。商業主義とは無縁のアットホームな雰囲気が漂う。華北、華東は圧倒的に日本人と韓国人留学生が多いのが普通だが、この大学はまだ無名で、海外の提携大学も少ないため、日本人はゼロ、韓国人も1人だけ。強制的に中国語を話さざるを得ない環境になっている。
●留学生が少ないにもかかわらず年齢層が広い。今期は13歳から45歳まで在籍している。また、10代の学生が過半を占めるのも特徴だろう。
●北京など華北は好きじゃない、日本人だらけの大都市の大学も避けたい、小世帯のアットホームな環境で勉強したいという留学希望者におすすめできる。
●逆にクラスが2つだけと少なく、ともに初級レベルであるため、すでにある程度の語学レベルに達していて、さらにレベルを上げたいという希望者にはおすすめできない。
●なお、この大学には中国でも数少ない茶文化学部がある。これは06年02月に中国国際茶文化研究会と共同で設立したもので、茶文化、管理学、茶貿易などの知識を持った人材の育成を目的としており、英語での授業も行われる。残念ながら無試験の進修生コースは設けられていないが、交渉次第で参観などは可能であろう。
以下、07年03月24日加筆
●07年春学期から韓国人は2人になったが、依然として日本人はいない。語言生19人のうち半分以上を東アジア以外の学生が占める。大都市のメジャーな大学では絶対に実現できない環境と言えよう。
●07年春学期から中級クラスが開設された。歓迎すべき傾向だろう。
以下、07年04月02日加筆
●選択科目に発音矯正が追加された。また、前学期まで試験1ヶ月前に週2コマだったHSK補講が、試験2ヶ月前、週3コマに拡大され、補講の時間数が3倍に増えた。地道にカリキュラム内容を改善している様子が伺える。
以下、08年10月13日加筆
●前学期より学生数が減ったにもかかわらず、レベル数、クラス数ともに増やしている。学生の実情に合わせた誠実な対応をしている様子が伺える。
以下、09年11月10日加筆
●寮費が1人部屋1日24元、2人部屋12元と、以前に比べて25%値下げになった。1クラスの人数も相変わらず少ない水準で保たれている。
以下、10年04月22日加筆
●2010年春学期は19人の学生に対して5段階5クラスが開設され、1クラス人数は平均で4人以下となっている。この規模で5段階設置という大学は極めて少ない。
●校名変更が中国教育部より承認され、2010年5月に浙江農林大学に改称される。
以下、11年10月17日加筆
●留学生を管理する部門が国際教育学院に改組された。これに伴い、入学を申請する際に健康診断書の提出が必要となった。留学期間を問わず、入学申請を行う時点で、日本で受診した健康診断書を提出して入学可否の審査を受ける必要がある。
●大学当局との協議の結果、日本では「中国留学情報」の手続き代行の利用者に限り、入学申請時点での健康診断書の提出が免除されることになった。
※浙江農林大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。