現地調査日:2008年01月07日
※08年春学期予定
以下、08年01月07日掲載
●黄石市は湖北省の省都武漢から東へバスで2時間弱の場所に位置する。長江の水流を活かした港湾都市であると同時に、鉄鋼業などを主とする工業都市でもある。かつては楚の国として栄えた土地である。
●市中心部は程よい賑わいぶりで、大きくもなく小さくもない典型的な中国の地方都市である。
●語言生の受け入れは2008年春学期から開始する。初年度は東南アジアなどを中心に、約50人の長期生を受け入れる予定。
●カリキュラム上の特徴は、毎日午前4コマ、午後2コマ、週当たり30コマの授業を組んでいる点にある。週30コマ制は北京語言大や上海師範大の速成班などで見られるだけで非常に少ない。
●1日6コマの内容だが、午前中の4コマは中国語の授業である。午後の2コマは、週3日は文化学習として太極拳や書道、中国の音楽などを学ぶ。週2日は語言実践として市内で買い物をしたり、名所旧跡を見てまわったりする。
●この午後の時間は好き嫌いがはっきり分かれるだろう。太極拳などは多くの大学が無料の選択科目として設定している。また、語言実践は中国人学生の友達を作って自分で行うこともできる。午前中の20コマだけを必修にして、午後の10コマは受講したい学生だけが追加料金を払って受講すれば良い気もする。
●学費がかなり高い点は指摘せざるを得ない。週30コマで1学期16,800元であるが、週20コマに換算しても11,200元である。これは北京、上海の平均学費よりも高い。
●この大学は週30コマという基盤を持っている。また、複数の日本企業が立地するという環境にも恵まれている。これらを活かして北京、上海よりも高い学費に見合う特徴あるカリキュラムを構築できれば、留学先として選ぶ価値が出てくる。
●来学期はすでに募集が終了しており、日本人が留学するとすれば08年秋学期からになる。来学期の授業を行った上で、秋学期からどのような特徴を大学側が打ち出してくるかに期待したい。
※湖北師範学院のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。
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以下、08年01月07日掲載
●黄石市は湖北省の省都武漢から東へバスで2時間弱の場所に位置する。長江の水流を活かした港湾都市であると同時に、鉄鋼業などを主とする工業都市でもある。かつては楚の国として栄えた土地である。
●市中心部は程よい賑わいぶりで、大きくもなく小さくもない典型的な中国の地方都市である。
●語言生の受け入れは2008年春学期から開始する。初年度は東南アジアなどを中心に、約50人の長期生を受け入れる予定。
●カリキュラム上の特徴は、毎日午前4コマ、午後2コマ、週当たり30コマの授業を組んでいる点にある。週30コマ制は北京語言大や上海師範大の速成班などで見られるだけで非常に少ない。
●1日6コマの内容だが、午前中の4コマは中国語の授業である。午後の2コマは、週3日は文化学習として太極拳や書道、中国の音楽などを学ぶ。週2日は語言実践として市内で買い物をしたり、名所旧跡を見てまわったりする。
●この午後の時間は好き嫌いがはっきり分かれるだろう。太極拳などは多くの大学が無料の選択科目として設定している。また、語言実践は中国人学生の友達を作って自分で行うこともできる。午前中の20コマだけを必修にして、午後の10コマは受講したい学生だけが追加料金を払って受講すれば良い気もする。
●学費がかなり高い点は指摘せざるを得ない。週30コマで1学期16,800元であるが、週20コマに換算しても11,200元である。これは北京、上海の平均学費よりも高い。
●この大学は週30コマという基盤を持っている。また、複数の日本企業が立地するという環境にも恵まれている。これらを活かして北京、上海よりも高い学費に見合う特徴あるカリキュラムを構築できれば、留学先として選ぶ価値が出てくる。
●来学期はすでに募集が終了しており、日本人が留学するとすれば08年秋学期からになる。来学期の授業を行った上で、秋学期からどのような特徴を大学側が打ち出してくるかに期待したい。
※湖北師範学院のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。