現地調査日:2009年06月25日
最終更新日:2009年06月28日
※09年春学期実績:09年05月05日更新
#1 2年目から可
以下、06年12月29日掲載
●済南市の南郊外にある。市中心部まではバスで約30分。済南駅までもバス1本で乗換えなしで行ける。
●クラス編成だが、留学生数がわずか5人であるにもかかわらず、2クラスを設定している。つまり1クラス平均2.5人である。全国でも超トップレベルの少人数クラス、限りなくマンツーマンに近い。
●また本科の授業をすべて無料で聴講することができる。あくまでも聴講するだけで、単位が取れるわけではないが、学内のすべての授業を中国人学生と一緒に聞くことができる。聴講を希望する学生にはもちろん最低限の聴力は求められるが、その上で聞き取りにくい部分がある学生に対しては、大学が通訳ボランティアを手配している。例えば日本人留学生には日本語学科の中国人学生を紹介し、時間の合うときに聴講に同席してもらうようにしている。
●奨学金額は1年分の学費と同額の1,600ドル、つまり学費無料ということだ。本科生で学費無料はあるが、語言生ではまずない。私が調べた限り、奨学金額としてはダントツの最高金額である。この制度は07年春学期からのスタートで、毎年6カ国、1カ国につき2人、合計12人に適用される。希望者はメール等で奨学金を使って留学したい旨を連絡すること。大学が選考の上、適用者に連絡する。
●とは言っても決して留学生に媚びへつらっているというわけではない。取材時には出席率の悪い学生が教員から注意を受けていたが、その様子を見る限り留学生を増やすために甘く接するという姿勢はまったく感じられなかった。
●まだ留学生が少なく、教務スタッフや中国人学生との関係も密接である。また、これから留学生を増やしていこうと対策をはじめたところなので、臨機応変な対応も期待できる。レベル数が少なく、カリキュラムやテキスト内容も初級者向けなので、正直なところ中級以上の学習者にはおすすめできない。
以下、09年05月05日加筆
●従来の奨学金制度はなくなった模様。
以下、09年06月28日加筆
●語言生向けの奨学金制度は廃止された。
●語言生が20人と少ないが、学生間にレベル差があるという実情に合わせて4段階のクラスを開設している。良心的な対応をしていると言える。
●対外漢語専業(外国人向け中国語教師を養成する課程)の学生を、新しく来た留学生には必ず紹介している。また、留学生事務所と同じ建物に外国語学部が入っており日本語学科があるため、日本語を学ぶ学生との交流も容易。
※済南大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。
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以下、06年12月29日掲載
●済南市の南郊外にある。市中心部まではバスで約30分。済南駅までもバス1本で乗換えなしで行ける。
●クラス編成だが、留学生数がわずか5人であるにもかかわらず、2クラスを設定している。つまり1クラス平均2.5人である。全国でも超トップレベルの少人数クラス、限りなくマンツーマンに近い。
●また本科の授業をすべて無料で聴講することができる。あくまでも聴講するだけで、単位が取れるわけではないが、学内のすべての授業を中国人学生と一緒に聞くことができる。聴講を希望する学生にはもちろん最低限の聴力は求められるが、その上で聞き取りにくい部分がある学生に対しては、大学が通訳ボランティアを手配している。例えば日本人留学生には日本語学科の中国人学生を紹介し、時間の合うときに聴講に同席してもらうようにしている。
●奨学金額は1年分の学費と同額の1,600ドル、つまり学費無料ということだ。本科生で学費無料はあるが、語言生ではまずない。私が調べた限り、奨学金額としてはダントツの最高金額である。この制度は07年春学期からのスタートで、毎年6カ国、1カ国につき2人、合計12人に適用される。希望者はメール等で奨学金を使って留学したい旨を連絡すること。大学が選考の上、適用者に連絡する。
●とは言っても決して留学生に媚びへつらっているというわけではない。取材時には出席率の悪い学生が教員から注意を受けていたが、その様子を見る限り留学生を増やすために甘く接するという姿勢はまったく感じられなかった。
●まだ留学生が少なく、教務スタッフや中国人学生との関係も密接である。また、これから留学生を増やしていこうと対策をはじめたところなので、臨機応変な対応も期待できる。レベル数が少なく、カリキュラムやテキスト内容も初級者向けなので、正直なところ中級以上の学習者にはおすすめできない。
以下、09年05月05日加筆
●従来の奨学金制度はなくなった模様。
以下、09年06月28日加筆
●語言生向けの奨学金制度は廃止された。
●語言生が20人と少ないが、学生間にレベル差があるという実情に合わせて4段階のクラスを開設している。良心的な対応をしていると言える。
●対外漢語専業(外国人向け中国語教師を養成する課程)の学生を、新しく来た留学生には必ず紹介している。また、留学生事務所と同じ建物に外国語学部が入っており日本語学科があるため、日本語を学ぶ学生との交流も容易。
※済南大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。