現地調査日:2006年12月20日
最終更新日:2010年05月25日
※10年春学期実績:10年05月25日更新
#1 タイ、イラン各4人、カナダ、オーストラリア、カザフスタン、ガーナ各2人、ニュージーランド1人、その他27人
以下、06年12月20日掲載
●もともとはアナウンサーの育成などを主目的とした大学である。そのため正しい標準語の発音ができる人材の育成や、正しい発音方法、間違った発音の矯正方法などにノウハウを持っている。
●この大学を卒業した教員がおり、他の教員についても全員、中国国内の標準語テストで2級甲以上の成績を収めている。(このテストは中国人が正しい標準語の発音ができているかを測るもので、中国語教育者、アナウンサーなどに受験義務がある。上位から1級甲、1級乙、2級甲…となっており、テレビのアナウンサーは1級乙、中国語教育者は2級乙以上の資格が必要。)
●この特徴を活かしたのが中級~高級の3クラスに設定されている発音矯正の授業である。毎週2コマが選択制となっており、学生はHSK補講か発音矯正のいずれかを選択する。HSK補講は合同1クラス、発音矯正は2クラスに分けて行われている。正規の授業の中に発音矯正が組み込まれている大学は非常に少ない。アナウンサー育成のノウハウを享受できるだろう。
●2点目は学生の授業態度などにも厳しいが、それ以上に教員に対して厳しい態度で接していることである。各教員は毎週末にその週に行った授業内容についての報告書を教務主任に提出する義務がある他、教務主任は抜き打ちで各教員の授業を参観し、授業内容をチェックする。その上で月に一度、学生に教員の授業に対するアンケート調査を行っている。普通の大学は学期に一度なので、この大学の頻度は極端に高い。学生の評価が悪かった教員には指導が行われるが、改善が見られない場合は解雇となる。
●3点目の特徴は中間試験がない代わりに月次試験を行っていることである。細かい頻度で学生の習熟度を測り、授業進行に反映させようとしている。
●前述したようにアナウンサーを育ててきた大学であるので、正しい発音、発音矯正にはそれなりのノウハウを持っていることがこの大学の最大の強みである。
※中国伝媒大学のカリキュラム、費用見積り、写真などはPCサイトをご覧ください。
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以下、06年12月20日掲載
●もともとはアナウンサーの育成などを主目的とした大学である。そのため正しい標準語の発音ができる人材の育成や、正しい発音方法、間違った発音の矯正方法などにノウハウを持っている。
●この大学を卒業した教員がおり、他の教員についても全員、中国国内の標準語テストで2級甲以上の成績を収めている。(このテストは中国人が正しい標準語の発音ができているかを測るもので、中国語教育者、アナウンサーなどに受験義務がある。上位から1級甲、1級乙、2級甲…となっており、テレビのアナウンサーは1級乙、中国語教育者は2級乙以上の資格が必要。)
●この特徴を活かしたのが中級~高級の3クラスに設定されている発音矯正の授業である。毎週2コマが選択制となっており、学生はHSK補講か発音矯正のいずれかを選択する。HSK補講は合同1クラス、発音矯正は2クラスに分けて行われている。正規の授業の中に発音矯正が組み込まれている大学は非常に少ない。アナウンサー育成のノウハウを享受できるだろう。
●2点目は学生の授業態度などにも厳しいが、それ以上に教員に対して厳しい態度で接していることである。各教員は毎週末にその週に行った授業内容についての報告書を教務主任に提出する義務がある他、教務主任は抜き打ちで各教員の授業を参観し、授業内容をチェックする。その上で月に一度、学生に教員の授業に対するアンケート調査を行っている。普通の大学は学期に一度なので、この大学の頻度は極端に高い。学生の評価が悪かった教員には指導が行われるが、改善が見られない場合は解雇となる。
●3点目の特徴は中間試験がない代わりに月次試験を行っていることである。細かい頻度で学生の習熟度を測り、授業進行に反映させようとしている。
●前述したようにアナウンサーを育ててきた大学であるので、正しい発音、発音矯正にはそれなりのノウハウを持っていることがこの大学の最大の強みである。
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